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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AGHF

有価証券報告書抜粋 有機合成薬品工業株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当期におけるわが国経済は、英国のEU離脱選択や米国での新政権誕生等の大きな変化が生じた中で、為替相場や株式市場も不安定な状況となったものの、雇用や所得環境は改善傾向が続き、期後半には輸出の持ち直しや在庫調整の進展も見られ、比較的緩やかな回復基調で推移しました。
化学工業におきましては、需給状況は比較的堅調で穏やかに推移したものの、原油相場や為替の動向による石油化学品原料価格や輸出販売価格の変動等の影響から、企業収益に対しては予断を許さない状況が続きました。
このような状況下、当社は当期を起点とする新たな3ヵ年の中期経営計画を策定し、『「世界で存在感のあるファインケミカル創造企業」を目指す~「未来志向のものづくり」に挑戦~』を基本方針に掲げ、重点施策及び各種経営課題への取り組みを行っているところであります。
当期の業績状況といたしましては、売上高は前期比1.7%減の10,396百万円となり、売上高の減少に伴い、営業利益は前期比0.8%減の454百万円、経常利益は前期比11.5%減の411百万円、当期純利益は前期比1.3%増の355百万円となりました。
(アミノ酸関係)
アミノ酸及びビタミン原料の輸出が減少したうえ、期前半の円高基調の影響を受けたこと等により、売上高は前期に比べ大幅に減少しました。
(化成品関係)
特殊触媒の国内販売が好調だったものの、船底塗料用原料や農薬中間体の販売が需要低迷により減少したため、売上高は前期に比べ若干減少しました。
(医薬品関係)
既存医薬品の一部で販売が減少したものの、新薬の原薬及び中間体の販売が順調に拡大した結果、売上高は前期に比べ大幅に増加しました。
また、輸出は全売上に対して40.4%を占め、輸出金額は4,203百万円(前期比13.1%減)となりました。
なお、上記金額には、消費税等は含まれておりません。

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は1,269百万円となり前事業年度末に比べ4百万円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により増加した資金は486百万円(前期は590百万円の増加)となりました。これは主に税引前当期純利益400百万円、減価償却費632百万円、売上債権の増加額506百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は1,706百万円(前期は665百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,881百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により増加した資金は1,218百万円(前期は384百万円の減少)となりました。これは主に、短期借入金の純増加額1,000百万円、長期借入れによる収入864百万円等の増加と、長期借入金の返済による支出466百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00848] S100AGHF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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