有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ARZ7
株式会社やまびこ 研究開発活動 (2017年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループでは、「世界最高の製品とサービスを提供し続けること」を目標として、国内外のお客様のニーズにあった商品の迅速な実現を目指す体制を構築し、効率的な研究開発を進めております。当連結会計年度の研究開発費は全体で51億18百万円であります。
当社グループでは研究開発部門として、小型屋外作業機械、農業用管理機械及び一般産業用機械の製品開発を3本部分担の基に実施しています。小型屋外作業機械は開発本部が、農業用管理機械は農業機械本部が、一般産業用機械は産業機械本部が担当し、研究開発を進めております。
また2013年1月より新たに電子制御研究所を設立し、各開発分野における電子制御研究開発を各開発部門と連携して推進しております。
小型屋外作業機械では、国内外の排ガス規制対応を効率的に推進するためにエンジンプラットフォームの統廃合化開発を促進しており、順次新規エンジンを搭載した製品を主体として新製品を投入しました。国内においては、クラス最軽量の肩掛け式刈払機に加え、始動時のリコイル引き力を飛躍的に低減した「スーパーiスタート」搭載チェンソーなどの製品を開発投入しました。輸出向けには、新規排ガス規制対応エンジンを搭載した固定式、及び可変式のシャフトタイプヘッジトリマなどを開発投入しました。また、当社独自開発の高電圧リチウムイオンバッテリー搭載の充電式刈払機、ヘッジトリマ、手持ちブロアー、及び高容量の背負い式バッテリーパックを欧州市場に投入しました。当社としては、引き続き各国の排ガス規制対応に遅れを取ることのないようにエンジン研究開発を進め、競争力のある製品開発を進めてまいります。
農業用管理機械では、大型防除機械関連でディーゼルエンジン出力19kw以上のスピードスプレーヤについて、特殊自動車第3次排出ガス規制(Tier4)に対応する機種の開発を継続的に進めており、本年度は19kw未満のエンジンに搭載換えをおこなったSSV6052F/6053FSシリーズの市場投入を開始しました。また、25.5kw 、コモンレール・DPF搭載 電子制御ディーゼルエンジンを搭載し、走行に油圧無段変速ミッション(HST)、電子制御4輪操舵方式を採用したキャビン付スピードスプレーヤSSVH6061FSCを本年度発売予定です。本機種は、特殊自動車第4次排出ガス規制にも適合しています。加えて乗用管理機では、従来ガソリンエンジンを搭載していた500Lクラスにおいて、ディーゼルエンジンを搭載したRVH500Kを発売しました。近年注目度が高まるIT通信化技術の活用についてもグループ内ITを結集しより高い付加価値とご使用者の満足を得られる製品開発を進めております。当社で取り組んでいる散布制御システム“SNU”(スプレーナビユニット)は、GPS技術の連携に取り組んでおります。農業機械のCAN通信(制御用通信技術)の利用研究については、ISO BUSの国際学会への参加をはじめ国内規格統一にむけ業界での牽引役を果たしています。さらに、近年話題のドローンを用いた防除システムについてもドローンメーカとの共同開発にて防除装置の開発に取り組んでいます。今後さらに進む大型化、精密化する防除作業に貢献できる環境にも配慮した製品開発で顧客満足を追求した製品造りを目指します。
一般産業用機械では、優れた性能確保はもちろん、「環境と人にやさしい」を目標に、排ガス規制対応、騒音低減、オイルガード装備、軽量・小型、使い易さ・メンテナンス性・省エネ・安全性等に注力した製品開発に継続的に取り組んでいます。発電機においては、当社独自技術の三相・単相3線同時出力のマルチ発電機で小型・軽量・低価格の新シリーズを国内に市場投入しました。また、北米4次排出ガス規制に対応した製品の開発とASEAN諸国向け製品の開発も進めており、順次海外市場への投入を開始しました。さらに特装車輌等に搭載する低振動構造の5kWインバータ発電機を市場投入し、このシリーズ化を進めています。出力特性や機能等で各国様々な要求がある溶接機においては、開発スピードや生産性を上げるためのプラットフォーム共通化設計を進め、市場投入を進めています。また、より環境にやさしいハイブリッド化等の研究開発についても鋭意取り組んでいます。今後も引き続き、国土交通省の「NETIS」に登録できるような新技術を開発すると共に、海外向けにも最適な製品開発を行い、市場ニーズに応えて参ります。
当社グループでは研究開発部門として、小型屋外作業機械、農業用管理機械及び一般産業用機械の製品開発を3本部分担の基に実施しています。小型屋外作業機械は開発本部が、農業用管理機械は農業機械本部が、一般産業用機械は産業機械本部が担当し、研究開発を進めております。
また2013年1月より新たに電子制御研究所を設立し、各開発分野における電子制御研究開発を各開発部門と連携して推進しております。
小型屋外作業機械では、国内外の排ガス規制対応を効率的に推進するためにエンジンプラットフォームの統廃合化開発を促進しており、順次新規エンジンを搭載した製品を主体として新製品を投入しました。国内においては、クラス最軽量の肩掛け式刈払機に加え、始動時のリコイル引き力を飛躍的に低減した「スーパーiスタート」搭載チェンソーなどの製品を開発投入しました。輸出向けには、新規排ガス規制対応エンジンを搭載した固定式、及び可変式のシャフトタイプヘッジトリマなどを開発投入しました。また、当社独自開発の高電圧リチウムイオンバッテリー搭載の充電式刈払機、ヘッジトリマ、手持ちブロアー、及び高容量の背負い式バッテリーパックを欧州市場に投入しました。当社としては、引き続き各国の排ガス規制対応に遅れを取ることのないようにエンジン研究開発を進め、競争力のある製品開発を進めてまいります。
農業用管理機械では、大型防除機械関連でディーゼルエンジン出力19kw以上のスピードスプレーヤについて、特殊自動車第3次排出ガス規制(Tier4)に対応する機種の開発を継続的に進めており、本年度は19kw未満のエンジンに搭載換えをおこなったSSV6052F/6053FSシリーズの市場投入を開始しました。また、25.5kw 、コモンレール・DPF搭載 電子制御ディーゼルエンジンを搭載し、走行に油圧無段変速ミッション(HST)、電子制御4輪操舵方式を採用したキャビン付スピードスプレーヤSSVH6061FSCを本年度発売予定です。本機種は、特殊自動車第4次排出ガス規制にも適合しています。加えて乗用管理機では、従来ガソリンエンジンを搭載していた500Lクラスにおいて、ディーゼルエンジンを搭載したRVH500Kを発売しました。近年注目度が高まるIT通信化技術の活用についてもグループ内ITを結集しより高い付加価値とご使用者の満足を得られる製品開発を進めております。当社で取り組んでいる散布制御システム“SNU”(スプレーナビユニット)は、GPS技術の連携に取り組んでおります。農業機械のCAN通信(制御用通信技術)の利用研究については、ISO BUSの国際学会への参加をはじめ国内規格統一にむけ業界での牽引役を果たしています。さらに、近年話題のドローンを用いた防除システムについてもドローンメーカとの共同開発にて防除装置の開発に取り組んでいます。今後さらに進む大型化、精密化する防除作業に貢献できる環境にも配慮した製品開発で顧客満足を追求した製品造りを目指します。
一般産業用機械では、優れた性能確保はもちろん、「環境と人にやさしい」を目標に、排ガス規制対応、騒音低減、オイルガード装備、軽量・小型、使い易さ・メンテナンス性・省エネ・安全性等に注力した製品開発に継続的に取り組んでいます。発電機においては、当社独自技術の三相・単相3線同時出力のマルチ発電機で小型・軽量・低価格の新シリーズを国内に市場投入しました。また、北米4次排出ガス規制に対応した製品の開発とASEAN諸国向け製品の開発も進めており、順次海外市場への投入を開始しました。さらに特装車輌等に搭載する低振動構造の5kWインバータ発電機を市場投入し、このシリーズ化を進めています。出力特性や機能等で各国様々な要求がある溶接機においては、開発スピードや生産性を上げるためのプラットフォーム共通化設計を進め、市場投入を進めています。また、より環境にやさしいハイブリッド化等の研究開発についても鋭意取り組んでいます。今後も引き続き、国土交通省の「NETIS」に登録できるような新技術を開発すると共に、海外向けにも最適な製品開発を行い、市場ニーズに応えて参ります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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