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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009YFW

有価証券報告書抜粋 日華化学株式会社 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(自 2016年1月1日 至 2016年12月31日)におけるわが国経済は、企業業績が内外需要の持ち直しを受けて好調に推移していることに加え、個人消費にも雇用者数の増加、物価上昇率の低下などを背景に持ち直しがみられるなど、緩やかな回復基調で推移しておりますが、中国の景気減速や米国新大統領の就任によりTPPの発効が実質的にむずかしくなる等の影響が懸念され、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは化学品事業において、中国をはじめとする東アジア地区へ積極的に経営資源を投入し、事業拡大や新規開拓を行いました。化粧品事業においては、主力のデミコスメティクスの拡販や韓国をはじめとする東アジア地区への積極的な事業展開を進めました。
この結果、売上高は442億2千2百万円(前連結会計年度比5.0%減)、営業利益は14億5千8百万円(同38.3%減)、経常利益は15億8千8百万円(同35.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億4千6百万円(同69.9%減)となりました。

①化学品事業
化学品事業には、当社グループの主力となる繊維加工用薬剤の他に情報記録紙用薬剤、樹脂原料、業務用クリーニング薬剤、医療・介護施設向け薬剤及びその他機能性化学品が含まれております。
売上高は312億9千万円(同12.3%減)、セグメント利益は9億4千万円(同58.2%減)となりました。
国内では、業務用クリーニング薬剤、製紙用薬剤、非イオン活性剤のほか、大智化学産業株式会社の半導体市場向け製品の販売が堅調に推移しそれぞれ収益に寄与しましたが、海外では、主力の繊維化学品事業がアセアンを中心に販売を伸ばしたものの、年初からの円高及びアジア通貨安、韓国での大型受注案件終了の影響を受け、売上高、セグメント利益ともに大幅に減少しました。

②化粧品事業
化粧品関連事業はヘアケア剤、ヘアカラー剤、パーマ剤、スキャルプケア剤及びスタイリング剤が主な取扱品であります。
売上高は126億5千4百万円(同18.9%増)、セグメント利益は23億5千3百万円(同29.8%増)となりました。
当社デミコスメティクスやイーラル株式会社の販売が堅調に推移したことに加え、山田製薬株式会社における化粧品製造受託事業が大幅に伸長したこと、また海外子会社のDEMI KOREA CO.,LTD.における販売も引き続き好調であることから売上高、セグメント利益とも増加しました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが12億3千5百万円得られたことや財務活動によるキャッシュ・フローが16億3千6百万円の調達となったものの、有形固定資産の取得による支出43億1百万円があったこと等により、前連結会計年度末に比べ、17億4百万円減少し、当連結会計年度末には58億3千4百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は12億3千5百万円となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益10億4千5百万円、減価償却費16億3千3百万円を計上し、厚生年金基金解散損失引当金の計上4億9千4百万円がありましたが、売上債権の増加に伴う減少5億8千1百万円及びたな卸資産の増加に伴う減少9億8千1百万円、法人税等の支払額6億7千6百万円等があったことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は42億5千2百万円となりました。
これは主に、有形固定資産の取得によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果調達した資金は16億3千6百万円となりました。
これは主に、借入金の増加21億8千3百万円、配当金の支払5億4千6百万円等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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