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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ALV8

有価証券報告書抜粋 明治ホールディングス株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度の研究開発費の総額は261億62百万円であります。
当連結会計年度における研究開発活動に関し、新たに取り組んだ事項及び変更事項は次のとおりであります。

(1) 食品
当連結会計年度における研究開発活動の金額は、124億9百万円であります。

① 発酵デイリー
「明治プロビオヨーグルトR-1」ブランドより「明治プロビオヨーグルトR-1ドリンクタイプ グレープフルーツミックス」(112ml)
明治ブルガリアシリーズより、フルーツの濃くて芳醇なあじわいと果肉の食感が楽しめる「明治ブルガリアのむヨーグルト濃醇搾りグレープ」(190g)
明治ブルガリアシリーズより、栄養とおいしさを凝縮した、食事のような食べごたえと腹持ち感のある濃縮ヨーグルト「明治ブルガリアヨーグルト バランスランチ脂肪0」(120g)
スポーツ用プロテインNo.1ブランド「ザバス」より当社独自の速攻吸収製法を使用したミルクプロテインを配合した「(ザバス)ミルクプロテイン」(430ml)
世界のお茶専門店「ルピシア」が監修したミルクティー「明治The Milk Tea」(430ml)
人気パティシエ鎧塚俊彦氏監修による、食感や原材料にこだわった本格的なミルクプリン「明治ザ プリン 白のくちどけプレミアム」

② 加工食品
ナチュラルチーズを独自製法で仕上げた新感覚のチーズスイーツ「明治エアリア」
女性に人気のモッツァレラとクリームチーズの2種のチーズをバランスよくブレンドした「明治モッツァレラチーズ クリームチーズブレンド」
いつものおいしさで、ピッツァ生地の糖質50%offを実現した冷凍ピッツァ「明治 サラミとオリーブのミックスピッツァ」
「明治Daily Rich」シリーズより、温めるだけで本格的なエスニックフレーバーが楽しめるスープ「明治 Daily Rich 焙煎ごま香る坦々スープ/エスニック風香草チキンスープ/とろみと旨味の酸辣湯スープ/ココナッツミルクのカレースープ」の4品
カップアイスの定番としてご好評をいただいている「明治エッセル スーパーカップ」シリーズより、初めての層状アイスクリームデザート「明治エッセル スーパーカップ Sweet's苺ショートケーキ」
脂肪ゼロのヨーグルト入りアイス「明治 デザートプラスmore(モア)」

③ 菓子
薄い形状からくる繊細なくちどけで、カカオの旨みと上品な苦味がすーっととけていく「メルティーキッスカカオスタイル マイルドビター」
カカオ豆、発酵、焙煎、すべての工程にこだわったBean to Barチョコで、割り方によって味わいが違う板チョコの新形態に一新した「明治 ザ・チョコレート」
サクッとやわらかい食感のマカダミアを、アーモンドプラリネの香ばしいナッツの風味香るホワイトチョコレートで包んだ「マカダミア香ばしプラリネ」
ぶどうの女王と呼ばれる品種マスカットオブアレキサンドリアのみを使用し、「くだものありのまま」を手軽に楽しめる「果汁グミ マスカットオブアレキサンドリア」
2度掛け製法で濃厚さと香ばしさアップし、従来の「カール」よりもカリッと堅めの大人向けの食感で、一口サイズのスナック「大人の贅沢カール濃旨炙り海老味」

④ 栄養
プロテインを使用したことのない方や軽い運動を行っている方をターゲットとし、水や牛乳で溶かすことなく、そのまま飲める顆粒タイプのプロテイン「ザバス アミノパワープロテイン カフェオレ 11本入」(4.2g×11本)
売れ行きNo.1コラーゲンとして皆さまにご支持をいただいている「アミノコラーゲン」を、新たにキレイを追求した‘濃密美容配合’で実感をアップし、さらにコンパクトにした「アミノコラーゲン スターターキット」(90g)
「運動で、体脂肪を燃やす」スポーツ向けアミノ酸飲料VAAMシリーズより、「ヴァームウォーターパウダークリアアップル30袋入」(5.5g×30袋)
(2) 医薬品
医薬品事業におきましては、医療用医薬品における感染症、中枢神経系領域でのスペシャリティファルマを目指すとともに、ジェネリック医薬品、農薬、動物薬等にも注力し、積極的な研究開発活動を行っております。当事業に係る研究開発費として137億52百万円を投入いたしました。
医療用医薬品における具体的な開発品目の進捗状況は、以下のとおりです。
抗うつ薬「デプロメール®錠」は、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」からの開発要請に基づく小児の強迫性障害の臨床試験を終了し、2016年7月に製造販売承認申請しました。前立腺肥大症治療薬「ウデナフィル(ME3113)」は、2016年5月に開発を中止しました。2016年5月に発売した統合失調症治療薬「シクレスト®舌下錠」については、医療への科学的側面からの貢献を目指して、10月にメディカルサイエンス推進室を新設し、抗精神病薬の適正使用に関するエビデンス創出を中心に活動しています。統合失調症治療薬「ジプラシドン(ME2112)」は、引き続き臨床第三相試験を実施しております。パーキンソン病治療薬「サフィナミド(ME2125)」は、引き続き臨床第二/三相検証的試験および第三相長期投与試験を実施しております。なお、「サフィナミド(ME2125)」については、2017年3月にエーザイ株式会社へ導出いたしました。β-ラクタマーゼ阻害薬「OP0595」は、国内にて臨床第一相試験を実施しております。アミノグリコシド系抗生物質であるアルベカシン吸入液剤「ME1100」は、米国での臨床第一相試験を終了いたしました。
生物産業分野におきましては、農薬事業では、新規農業用殺虫剤「ME5343(Afidopyropene)」を導出先のBASF社(ドイツ)と、新規農業用殺菌剤「ME5223(Fenpicoxamid)」を導出先のダウ・アグロサイエンス社(アメリカ)と、海外を中心に2018年の上市を目標にそれぞれ共同開発を進めております。新規農業用殺虫剤「ME5382」につきましては、国内で申請を行い、アジアを中心とする海外では申請に向けた試験を行っております。また、主力のいもち病防除剤「オリゼメート」につきましては、LCM(ライフサイクルマネジメント)として、国内において新たに2製剤の登録を取得しました。動物薬事業では、牛用抗菌剤「ME4136」を申請し、牛用抗菌剤「ME4129」、牛豚用抗菌剤「ME4137」について臨床試験を実施中です。また、豚用ワクチン「ME4624」についても試験を進めております。

なお、研究所については以下の4研究所体制となっております。

医薬研究所 :合成創薬のためのリード化合物の探索とその最適化、合成法検討、機器分析による構造解析並びに分子設計を中心とした創薬研究、感染症領域を中心とした創薬研究、ゲノム研究、ライフサイクルマネジメントのための研究、薬物の薬理評価・動態評価・安全性評価、導入薬評価
CMC研究所 :新薬・LCM・ジェネリック開発における原薬の合成プロセス確立と製剤の設計・改良検討及び製剤製法確立、原薬・製剤の物性、安定性評価と規格試験法確立、治験薬(原薬、製剤)製造と製法スケールアップ・技術移管、製剤の包装設計と原価低減
バイオサイエンス研究所 :生産品目・次期生産導入品目の生産菌株育種及び培養・精製技術の確立、抗体医薬を中心とした創薬研究、バイオ後続品の研究開発、品質向上・コスト低減による工場支援並びにバイオ資源を活用した医薬品・農動薬・酵素・ジェネリック原料の新製品創出
生物産業研究所 :新規農薬・動物薬の創出と新製剤開発、既存品評価、販売支援業務

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E21902] S100ALV8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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