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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AGPO

有価証券報告書抜粋 中国塗料株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、先進国の景気減速から鈍い滑り出しとなったものの、後半以降は欧米はじめ主要国経済が予想外の底堅さを見せ、全体として緩やかな回復を維持しました。
その一方で、英国のEU離脱や米大統領選など、連続する政治イベントに伴う先行き不安から下振れ懸念がくすぶり続け、回復の実感を欠く停滞感の強い基調に終始しました。
当社グループを巡る環境としましては、前年度好調であった修繕市場で反動減が見られたほか、新造船市場も中国を中心に調整局面を迎えたことから、船舶分野において需要の後退がありました。また、工業分野も海外市場で需要が伸び悩み、コンテナ分野でも、前下半期に失速して以降の低調な市況が続き、とりわけ上半期において前年同期比で大幅な需要の落ち込みがありました。
このような経営環境の中、新規防汚剤を含有する製品等の投入による拡販に努めたものの、環境の激変には抗しきれず、当連結会計年度における当社グループの売上高は82,368百万円(前期比28.4%減)となりました。また、利益面では、在中国子会社をはじめ費用の削減を進めたものの、売上の減少による影響を回復するには及ばず、営業利益は5,471百万円(同45.4%減)、経常利益は6,076百万円(同41.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,643百万円(同44.0%減)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
① 日本
前期好調であった船舶修繕需要の反動減に加え、新造船需要が停滞したことにより35,529百万円(前期比7.7%減)となりました。
② 中国
コンテナ用塗料の販売が大幅減となったことに加え、造船業界の構造調整や新造船建造の遅延等があったことから16,552百万円(同48.0%減)となりました。
③ 韓国
船舶用塗料分野において当社が高いシェアをもつ船型の建造量が減少したこと等から10,296百万円(同35.0%減)となりました。
④ 東南アジア
船舶修繕需要の反動減を主因に10,034百万円(同23.9%減)となりました。
⑤ 欧州・米国
船舶修繕需要の反動減を主因に9,954百万円(同36.5%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,574百万円増加し、28,403百万円と
なりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得られたキャッシュ・フローは、10,750百万円となりました。主な増加は、売上債権の増減額7,114百万円、税金等調整前当期純利益6,154百万円であり、主な減少は、法人税等の支払額2,800百万円、仕入債務の増減額2,093百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって使用されたキャッシュ・フローは、5,448百万円となりました。主な減少は、定期預金の預入による支出17,542百万円、固定資産の取得による支出3,940百万円、主な増加は定期預金の払戻による収入16,009百万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって使用されたキャッシュ・フローは、2,737百万円となりました。主な減少は、配当金の支払額1,120百万円、長期借入金の返済による支出1,058百万円です。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00897] S100AGPO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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