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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AXUU

有価証券報告書抜粋 アゼアス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年4月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積もり

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、資産、負債、収益、費用の報告数値及び開示に影響を与える見積りは、過去実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるために実際の結果は異なる場合があります。
個々の項目については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。

(2) 経営成績の分析

(売上高)
主力事業であります防護服・環境資機材事業においては、当社の強みであるタイベック®防護服を新たな成長軌道に乗せるべく、防護服が使われる様々な分野におきまして販売に注力し、当初予定の売上を確保しましたが減収となりました。たたみ資材事業、アパレル資材事業及び中国子会社においても、引き続き厳しい環境下にあり減収となったため、当連結会計年度の売上高は9,174,256千円(前年同期比90.5%)となりました。
(売上総利益)
売上総利益率が前年同期と比較して1.2ポイント上昇し18.7%となりましたが、減収の影響で売上総利益は1,719,188千円(前年同期比96.8%)となりました。
(営業利益)
販売費及び一般管理費は、前年同期と比較して146,229千円減少し1,551,186千円となりました。減少の主な要因は、人員減による給料手当の減少、年金資産の増加等で退職給付に係る負債が減少したことによる退職給付費用の減少、前年同期に発生した基幹システムの移行費用の影響であります。この結果、営業利益は168,001千円(前年同期比212.1%)となりました。
(経常利益)
営業外収益は、前年同期と比較してアゼアスデザインセンター秋田の稼働に伴う地域雇用開発奨励金の受取等で助成金収入が発生したものの、受取保険金の減少や保険解約返戻金の減少等で2,214千円減少しました。営業外費用は、前年同期と比較して支払利息の減少等で901千円減少しました。この結果、経常利益は179,173千円(前年同期比195.4%)となりました。
(税金等調整前当期純利益)
特別利益は、政策保有株式の売却で計上した投資有価証券売却益と、アゼアスデザインセンター秋田建設に伴う秋田県からの補助金の受取で計上した補助金収入等で47,122千円となりました。特別損失は、秋田県から交付された補助金の圧縮記帳で計上した固定資産圧縮損等で20,825千円となりました。この結果、税金等調整前当期純利益は205,470千円(前年同期比120.3%)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
税効果会計適用後の法人税等の負担率は前年同期とほぼ同じであったため、当期純利益は129,075千円(前年同期比120.5%)となりました。非支配株主に帰属する当期純利益は該当がないため、親会社株主に帰属する当期純利益は当期純利益と同額で129,075千円(前年同期比120.5%)となりました。

(3) 財政状態の分析

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて1.3%減少し、5,665,135千円となりました。これは、主として商品及び製品等の棚卸資産が118,736千円減少、現金及び預金が32,454千円減少し、受取手形及び売掛金等の売上債権が116,617千円増加したためであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて5.7%減少し、1,860,047千円となりました。これは、主として減価償却やアゼアスデザインセンター秋田における固定資産圧縮損等で有形固定資産が78,387千円減少、投資有価証券の売却等で投資その他の資産が22,991千円減少したためであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて2.4%減少し、7,525,183千円となりました。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて2.2%増加し、1,947,244千円となりました。これは、主として未払消費税が増加したためであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて30.4%減少し、437,274千円となりました。これは、主として社債が80,000千円減少、長期借入金が75,000千円減少したためであります。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べて0.7%減少し、5,140,664千円となりました。これは主として、為替換算調整勘定が34,934千円減少し、利益剰余金の増加と「株式給付信託(BBT)」による自己株式の増加で株主資本が1,727千円増加したためであります。

(4) キャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて32,456千円減少し、当連結会計年度末には1,392,192千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、228,357千円(前連結会計年度は、126,827千円の支出)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益205,470千円、たな卸資産の減少110,866千円、未払消費税等の増加88,710千円であります。支出の主な内訳は、売上債権の増加142,596千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は、41,512千円(前連結会計年度は、188,811千円の支出)となりました。収入の主な内訳は、投資有価証券の売却による収入38,744千円、アゼアスデザインセンター秋田建設に係る補助金の受取による収入19,629千円であります。支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出9,819千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、282,346千円(前連結会計年度は、17,050千円の支出)となりました。支出の主な内訳は、社債の償還による支出80,000千円、長期借入金の返済による支出75,000千円、「株式給付信託(BBT)」による自己株式の取得等に伴う支出69,924千円、配当金の支払額57,421千円であります。

(5) 経営成績に重要な影響を与える要因について

当社グループの経営成績に対して最も重要な影響を与える要因は、当社グループの主力事業である防護服・環境資機材事業の一層の成長であります。そのためには、各種危険因子に対応できる防護服の製品・商品群を増やすことと、防護服の使用が適当である分野への働きかけにより市場を創造していくことが重要であると考えられます。

(6) 経営上の目標の達成状況について

当社グループは、資産効率の向上及び株主資本の有効利用が全てのステークホルダーの利益に合致するものと考え、「総資産経常利益率(ROA)」及び「株主資本利益率(ROE)」を重要な指標として位置付けております。当連結会計年度における「総資産経常利益率(ROA)」は2.4%(前年同期比1.2ポイント改善)であり、「株主資本利益率(ROE)」は2.5%(前年同期比0.5ポイント改善)でした。引き続きこれらの指標について、改善されるよう取り組んでまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24248] S100AXUU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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