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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ANW3

有価証券報告書抜粋 株式会社テレビ東京ホールディングス 研究開発活動 (2017年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループでは、デジタル化により多様化する放送サービスへの対応と、今後の更なる高度化を目指した次世代放送サービスの実現に向けて、幅広い分野における利用技術の研究開発に取り組んでおります。特に㈱テレビ東京技術局技術開発部を中心に、各放送サービスに関わる番組制作、伝送、送出技術等に於いて、研究開発やITの活用を推進すると共に、超高精細度テレビジョン放送(UHDTV)の技術を用いた番組制作や放送方式の検討にも力を入れております。また、2018年からBS放送で新たに開始する予定である4K実用放送の実現を目指して、設備導入の検討を進めています。さらに、ハイブリッドキャストなどの放送と通信の連携サービスをはじめ、放送の枠を越えた通信による動画配信サービスに関する技術検討など、新たな放送技術にも積極的に取り組んでおります。今後も引き続き放送機関として、デジタル放送の普及と更なる高度化、また視聴者のニーズに柔軟かつ速やかに対応することを目標とし、研究開発活動の成果を反映することで放送事業に役立てて行きます。
当連結会計年度の研究開発費の総額は58百万円であり、セグメントごとの活動は次のとおりであります。

(地上波放送事業)
① デジタル放送の普及、促進関連
・東京スカイツリーと中継局、ネットワーク設備の安定的な運用を目指した在京局による共同検討
・大規模災害時における放送の安定送出を目指した、十分な冗長系を考慮した設備検討
②番組制作関連
・超高精細度テレビジョン放送の番組制作・伝送トライアルと、制作における技術的な課題の検討
・IP網や携帯キャリア網を利用した番組中継や素材伝送の実証実験
・テープレスシステム化(ファイル化)の導入に向けたシステムとワークフローの検証、運用アプリケーション
の開発
・省電力で長寿命なLED照明による番組制作における省エネ化の検討
・クラウドを利用した番組素材チェック、番組編集システムの検討
③新技術調査、研究関連
・超高精細度テレビジョン放送システムの標準規格、運用規定の策定・改定
・放送と通信の連携サービスの為の規格検討、実証実験
・国内外の標準化機関への参画を通じてのIPTV技術仕様の検討
・動画配信サービスに向けたシステムの開発と技術検証
・周波数再編による周波数共用の為の運用調整システムの検討と、移行先設備の機能検証
・周波数有効利用におけるテレビジョン放送、放送業務用設備への影響調査
・CMを含む番組交換用メタデータの体系化検討、関連アプリケーションの開発
・CM字幕の規格化と対応する設備の導入および運用体制の検討
・CMや番組など放送素材ファイルのオンライン伝送に関する技術検討とシステム検証

(放送周辺事業)
該当事項はありません

(BS放送事業)
① BS4K放送関連
・2018年からのBS4K実用放送開始に向けた設備検討
②BSデジタル放送関連
・BS右旋円偏波の周波数再編に関する影響検討(トラポンの移動、スロット数変更)
・フィールドフレームエンコード方式による画質改善の検討

(インターネット・モバイル事業)
該当事項はありません

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E24545] S100ANW3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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