シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AJC2

有価証券報告書抜粋 和光純薬工業株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

(1)当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度におけるセグメントの業績は、試薬事業では、民間での需要減の影響を受けたものの、ライフサイエンス関連試薬の需要を取り込み、前期並みの実績を確保しました。その結果、前連結会計年度に対し売上高は0.3%減の364億5千3百万円、営業利益は14.6%減の29億4千6百万円となりました。化成品事業では、表示パネル・印刷材料分野においては主要ユーザーでの需要減の影響を受け減少しましたが、重合材料分野および医薬材料分野において堅調に推移したこと、ならびに半導体向け薬品分野において先端材料部材の需要獲得などにより好調に推移したことを受け、前連結会計年度に対し売上高は8.9%増の182億1千2百万円、営業利益は30.1%増の15億4千8百万円となりました。臨床検査薬事業では、生化学的検査分野での総合提案型営業の推進と特長ある項目の検査薬の拡販、「全自動蛍光免疫測定装置ミュータスワコー i30」および「自動化学発光酵素免疫分析装置Accuraseed®」の市場浸透を中心とした免疫学的検査における検査薬の拡販に努めました結果、前連結会計年度に対し売上高は2.8%増の267億1百万円、営業利益は13.2%増の35億1千4百万円となりました。その他事業では、売上高は13.1%増の1億4千4百万円、営業利益は△3百万円(3百万円の減少)となりました。
その結果、売上高は前連結会計年度に比較して2.7%増の815億1千万円となり、利益面では原価低減などの利益率改善に向けた諸施策を推し進めたものの、研究開発にかかる先行投資負担もあった結果、営業利益は3.4%増の80億2千1百万円、経常利益は1.0%減の77億7千4百万円となりました。
(2)当連結会計年度の財政状態の分析
当連結会計年度末における総資産は、1,198億7百万円となり、前連結会計年度末に比べ330億4千6百万円の減少となりました。主として自己株式の取得と長期借入金の借入によるものであります。
当連結会計年度末における負債は、878億6千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ603億6千9百万円の増加となりました。主として長期借入金を新たに借り入れたことを反映したものであります。
当連結会計年度末における純資産は、319億4千万円となり、前連結会計年度末に比べ934億1千5百万円の減少となりました。主として自己株式の取得を反映したものであります。
(3)当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析
当連結会計年度における当連結グループの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益75億4千万円及び減価償却費41億7千7百万円、長期借入金の新規借入600億円等の資金増加要因に対して、法人税等の支払18億9千1百万円、有形固定資産の取得による支出42億1千7百万円、配当金の支払28億9千1百万円及び自己株式の取得による支出962億5千万円等の資金減少要因により、前連結会計年度末に比べて349億5千9百万円減少(前連結会計年度は22億1千8百万円の減少)し、216億2千1百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動によって得られた資金は107億5千4百万円であり、前連結会計年度に比べて29億9千万円の増加となりました。この増加は仕入債務の支払が減少したこと等を反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動によって支出した資金は48億4千4百万円であり、前連結会計年度に比べて2億8千4百万円の支出の増加となりました。これは有形固定資産の売却による収入が1億8千万円減少したことを反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動によって支出した資金は406億8千3百万円であり、前連結会計年度に比べて355億1千9百万円の支出の増加となりました。自己株式の取得による支出962億5千万円及び長期借入金の借入による収入600億円があったことを反映したものであります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00966] S100AJC2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。