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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AG8F

有価証券報告書抜粋 株式会社カイノス 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度における国内経済は、円安効果などにより輸出が持ち直し、設備投資面でも僅かながら増加傾向を示してまいりましたが、個人消費の回復は依然弱含んでおり改善を示すまでにはいたっておりません。
海外においては、米国の新政権による政策運営並びに欧州での英国のEU離脱及び今後の各国の選挙結果などから引き続き予断を許さない状況で推移するものと思われます。
臨床検査薬業界におきましても、市場自体は横ばいから微増ながらも、価格競争等により引き続き厳しい状況は継続しております。
このような環境の下、当事業年度における売上高につきましては、47億3百万円(前年同期比12.0%減)となりました。
検査分野別で見ると、生化学検査分野におきましては、肝機能検査試薬及び腎機能検査試薬が堅調に推移したことにより18億4千3百万円(前年同期比6.1%増)となりました。
免疫検査分野におきましては、アレルギー検査試薬が競合品の影響を受けたことにより24億5千8百万円(前年同期比22.4%減)となりました。
また、その他の分野におきましては、4億1百万円(前年同期比9.2%減)となりました。
この様な状況の中、収益性が高い製品の売上拡大や経費効率の改善などに努めた結果、営業利益につきましては、4億7千4百万円(前年同期比7.3%増)、経常利益につきましては、4億6千8百万円(前年同期比6.2%増)となり、当期純利益につきましては、3億9百万円(前年同期比4.5%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は8億6千1百万円となり、前事業年度末と比べ6千1百万円の増加となりました。各キャッシユ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動は3億7千3百万円の資金の増加(前年同期は3億円の増加)となりました。その主な資金の増加要因は、法人税等の支払額1億2千5百万円、仕入債務の減少1億8千6百万円などにより支出したものの、その一方で、税引前当期純利益4億5千7百万円、減価償却費1億3千2百万円、売上債権の回収進捗による1億4千8百万円などにより増加したものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動は7千万円の資金の支出(前年同期は1億6千万円の支出)となりました。その主な資金の支出要因は、製造設備を中心とした有形固定資産の取得6千9百万円などの支出によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動は2億4千万円の資金の支出(前年同期は3億4千4百万円の支出)となりました。その主な資金の支出要因は、自己株式の売却5千1百万円、長期借入金の調達1億円をしたものの、その一方で、自己株式の取得5千1百万円、短期借入金の純減1億6千万円、長期借入金の返済1億円、配当金の支払い5千4百万円などによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00977] S100AG8F)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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