シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100B7TL

有価証券報告書抜粋 桃太郎源株式会社 研究開発活動 (2013年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当事業年度の研究開発活動は、岡山大学が2011年1月25日より実施の「REIC遺伝子の前立腺がんに対する臨床研究」において、顕著な効果例が出てきています。本臨床研究は順調に進んでおり、再発ハイリスク限局性前立腺がんの患者12名に投与する臨床研究が終了し、高い安全性が確認され、最高耐用量に達していないことより、投与量を3倍に増やした追加の臨床研究が認められ、実施されています。本臨床研究では、投与量に応じた効果の増強が明確に認められており、3倍に増やした2例の臨床例のうち1例では、投与箇所の癌組織の著明な縮小、癌細胞の死滅とリンパ球の浸潤が確認され、「がん免疫の活性化」の点でもより高い効果が得られております。さらに、ホルモン療法再燃性の患者への投与では、ホルモン療法、放射線療法後のリンパ節転移症例に対して、化学療法(ドセタキセル)が無効となった段階で、転移性リンパ節にAd-REIC 製剤を直接投与することで著効を示す例を認めました。この症例では、前立腺がんのマーカーであるPSAの大幅な低下がみられ、また直接投与リンパ節のみならず、投与していない他の転移リンパ節でもがん細胞が変性・崩壊を示しました。これらの結果から、Ad-REIC製剤は、高ドーズでも一過性の発熱のみであり高い安全性が確認され、その効果は高ドーズでより顕著であることが明確になりました。これは、現在、独立行政法人科学技術振興機構(「JST」)のA-STEP プログラムでGMP(Good Manufacturing Practice)製造を進めている第二世代Ad-SGE-REIC製剤(現在の製剤の10倍の発現量、すなわち1/10の投与量で同じ効果を想定)への確信をますます高めるものとなっております。この製剤は、今年9月(2013年9月)から米国での治験の実施を予定しており、今後この製剤を当社の臨床開発のメインとしてまいります。
なお、当事業年度における当社が支出した研究開発費の総額は83,521千円であります。また、当社は、治療薬研究開発事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E33052] S100B7TL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。