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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AMVU

有価証券報告書抜粋 ゼニス羽田ホールディングス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収入・費用の報告数値に影響を与える見積りは、主に貸倒引当金、賞与引当金、工場閉鎖損失引当金、退職給付に係る負債及び繰延税金資産等であり、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる要因等に基づき、見積り及び判断・評価を行っております。
なお、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の成績は、SJ-BOX、エスホール等の長期大型物件の出荷が好調に推移しました結果、連結売上高は15,995百万円と前年同期と比べ720百万円(4.7%)の増収となりました。
利益面につきましては、営業利益は2,087百万円と前年同期と比べ331百万円(18.9%)の増益となり、経常利益は2,297百万円と前年同期と比べ359百万円(18.5%)の増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては1,234百万円と前年同期と比べほぼ横ばいとなっております。
①売上高
セグメント別の売上高につきましては、コンクリート等製品事業の売上高は13,765百万円と前年同期と比べ613百万円(4.7%)の増収、セラミック事業の売上高は895百万円と前年同期と比べ12百万円(1.4%)の増収、工事事業の売上高は749百万円と前年同期と比べ16百万円(2.2%)の増収、その他事業の売上高は585百万円と前年同期と比べ79百万円(15.7%)の増収となりました。
②売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は11,154百万円と前年同期と比べ530百万円の増加、売上原価率は69.7%と前年同期と比べ0.2%の悪化となりました。
販売費及び一般管理費は、2,753百万円となり、前年同期に比べ141百万円(4.9%)の減少となりました。
(3)当連結会計年度の財政状態の分析
①資産
当連結会計年度末における総資産は23,638百万円となり、前連結会計年度末と比べ1,373百万円の増加となりました。
流動資産は14,713百万円と前連結会計年度末と比べ1,263百万円の増加となりました。これは主として、現金及び預金、受取手形及び売掛金が増加したことによるものです。
固定資産は8,924百万円と前連結会計年度末と比べ110百万円の増加となりました。これは主として、投資有価証券の増加によるものです。
②負債
当連結会計年度末における総負債は11,307百万円となり、前連結会計年度末と比べ386百万円の増加となりました。
流動負債は6,914百万円と前連結会計年度末と比べ706百万円の増加となりました。これは主として、支払手形及び買掛金、1年内償還予定の社債の増加によるものです。
固定負債は4,392百万円と前連結会計年度末と比べ320百万円の減少となりました、これは主として、長期借入金の減少によるものです。
③純資産
当連結会計年度末における純資産は12,330百万円となり、前連結会計年度末と比べ987百万円の増加となりました。これは主として、利益剰余金の増加によるものです。なお、自己資本比率は52.2%、1株当たり純資産額は327.50円となりました。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について

当社グループの主要業務であるコンクリート等製品事業につきましては、その多くを公共事業に依存しております。公共事業は、今後も長期的には減少していくことが予想され、市場の縮小による競争激化などが、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。


(5)戦略的現状と見通し
当業界は、公共事業予算等の先行きや下水道普及率の向上による総需要の減少傾向から、将来の経営環境に関しては依然不透明な状況下にあります。一方、近年、ゲリラ型集中豪雨対策・下水道管路の老朽化・耐震化対策など新たな社会要請が提起され、新製品の開発や新しい技術の提供が求められるなど当業界を巡る状況は大きく変化しつつあります。
100%出資子会社ゼニス羽田株式会社は、当業界において永年の業歴を有する企業であり、これまで培った技術力・ノウハウを結集し、革新的な発想と新技術の開発により、新たな要請にこたえてまいります。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの資金状況は、営業活動により得られた資金は1,828百万円、前年同期比416百万円の減少となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,944百万円の計上、売上債権の変動及び法人税等の支払によるものです。

投資活動により使用した資金は291百万円、前年同期比7百万円の支出増となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出296百万円等によるものです。
財務活動により使用した資金は725百万円、前年同期比447百万円の支出減となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出611百万円及び配当金の支払264百万円等によるものです。
(7)経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループが属するコンクリート二次製品業界は、長期的な公共事業の縮減傾向の中で需給のアンバランスは依然解消していないと認識しております。
当社グループとしては、持株会社である当社を中心とし、中核事業会社であるゼニス羽田株式会社の合併効果をさらに追求していくとともに、保有資産やノウハウの有効利用による事業領域の拡大、生産の最適化による製造原価の低減、また、人材の弾力的な活用による営業力強化に取り組み、より強固な財務体質の構築に取り組んでまいります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25160] S100AMVU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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