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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ASQK

有価証券報告書抜粋 積水樹脂株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発は、基礎研究部門と製品開発部門に分けられる。基礎研究部門は株式会社積水樹脂技術研究所において、新規材料の創出をめざした研究開発、並びに既存コア技術の高度化及び拡大に取り組んでいる。製品開発部門は、各セグメントに所属するそれぞれの開発部門が、機能・コスト・施工・デザイン等、多角的な観点から新製品開発を推進している。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は10億9百万円であり、各事業分野別の研究目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は次のとおりである。なお、研究開発費については、株式会社積水樹脂技術研究所で行っている基礎研究等の各事業分野に配分できない費用3億5千万円が含まれている。
(1)公共部門
交通・景観関連製品:騒音対策製品は、高架桁下騒音対策として軽量で耐久性能を有した「裏面吸音板」を上市した。交通安全製品は、高速道路などで発生している逆走車両に向けた対策として、車線分離標「ポールコーン」を上市した。また、防災関連製品として「蓄光サイン」、「蓄光鋲」を上市した。路面標示材製品は、自転車道整備事業に向けて走行安全性と、自転車の運転者への誘導効果を高めた路面貼付シート「ジスラインS 防滑タイプ」を上市した。防護柵製品では、コンクリート基礎ブロックからの代替を可能とする施工性に優れた「プレートくい」を開発し、防護柵製品と合わせての提案を推進した。また、防護柵設置基準の改定に伴い追加となった生活道路用柵の規格を満足した「Lp柵」を開発し提案を開始した。橋梁資材製品では、狭小地覆の高欄補修に向けて、乾式工法の鋼製拡幅地覆を開発した。また景観資材関連のトータル提案として、仮設車両用防護柵+人工木材を活用したユニットデッキ・プランター囲い・ベンチなどをパッケージ化し、神戸市のパークレット社会実験に採用された。
スポーツ施設関連製品:人工芝は、ポリタン社と連携して高品質製品の充実を図り、ロングパイルのハイエンド「PT-RS+U」や、ホッケー市場の拡大に向けて「Poligras Platinum」を上市し、人工芝の基盤であるスポーツ用途の更なる強化を図った。
公共部門に係る研究開発費は3億2千4百万円である。
(2)民間部門
住建関連製品:マンション、集合住宅、施設向け外構製品として、施工性・軽量化・操作性を高めためかくしフェンス用門扉「アルミ・スチールハイブリットシリンダー錠対応門扉」を上市した。また、マンション、集合住宅向けとして、シンプルなデザインと優れた施工性を持ち、自転車を風雨から守る背側面パネルを標準装備した自転車置き場「サイクルシェルターGSL-D」を開発した。
人工木・建材関連製品:人工木製品は、スーパーオレンジウッド中空デッキ材の新たな品揃えとして、金具による施工で表面にビスの出ない製品のラインナップを行った。建材製品ではパネルやガラスといった面材を止める目地材やブラシ用の型材などの製品専用材を意匠性と軽量性を求める製品市場へ向け展開を図った。
物流資材関連製品:梱包形態の多様化、梱包作業の省力・省人化の要望に応えるストレッチ包装機「LT202シリーズ」、生産現場の安全・安心・快適に応えるセキスイ安全柵「安全柵ロックアウトシステム」および大型物流倉庫向け「セキュリティフェンス」を開発・上市した。
アグリ関連製品:農業ハウス用マキアゲパイプの寒冷地における破裂対策として「寒冷地パイライン」を開発し、量産化技術を確立した。また、森林での特にシカによる苗木の食害を防止するための「幼齢木保護チューブ」の開発に目処を立てた。
民間部門に係る研究開発費は3億3千5百万円である。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01008] S100ASQK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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