有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AJ9K
株式会社イートアンドホールディングス 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年3月期)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当社グループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しているため、前連結会計年度との対比の記載はしておりません。
(1) 重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当って、当連結会計年度末における資産・負債および当連結会計年度の収益・費用の報告数値ならびに開示に影響を与える見積りを行っております。当該見積りに際しては、過去の実績や状況に応じて、合理的と思われる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性により、実際の結果はこれら見積りと異なる場合があります。なお、当社グループの連結財務諸表の作成に際して採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。(2) 経営成績の分析
① 売上高
売上高は、263億4百万円となりました。外食事業におきましては、新たな価値を創造・提供すべく、新業態ならびに新商品の開発を加速しました。また、既存業態では、加盟各店の店頭セールス向上に取り組み、当社グループからの食材売上の比率向上にも寄与しました。
食料品販売事業におきましては、量販各社店頭での拡販イベントを強化し、内製品の主力アイテムである「羽根つき餃子」および冷凍水餃子の販路拡大と既存得意先への出荷量増を推し進めました。また、商品開発と営業間の連携強化により新商品開発を加速し、新たな内製アイテムである小籠包を発売、当社グループ戦略の主眼であるメーカー機能の強化に努めました。
② 売上総利益
売上総利益は102億52百万円、売上総利益率は39.0%となりました。③ 営業利益
営業利益は6億7百万円、営業利益率は2.3%となりました。④ 経常利益
経常利益は5億71百万円、経常利益率は2.2%となりました。⑤ 親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度における法人税等合計は、2億1百万円となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は1億56百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益率は0.6%となりました。(3) 経営戦略の現状と見通し
当社グループは、「おなかいっぱいの幸せを」をスローガンに、食生活の幅広いシーンで人々の暮らしに貢献する「総合フードサービス企業」、そして従業員を含むより多くの人々に食を通じた生活提案を行う「ライフプランニング企業」となるべく、各事業部内および各事業部間での相乗効果の最大化を図ることで成長を遂げる経営戦略を掲げております。当社グループの主要ブランドである「大阪王将」は、外食事業および食料品販売事業の両事業において全国的に展開を行っており、一般消費者、加盟企業、各量販店のバイヤーなど多岐にわたって利用されております。当社グループは主要商品である餃子を自社工場で製造しており、外食と食料品という2つの販売チャネルをうまく活用し、販売機会の拡大を図るとともに、さらなる売上の増加を目指しております。製造から販売まで一環して手がけることでお客様に安心・満足していただく商品を提供し、生活文化全般の向上に貢献できる企業として、企業価値を高めてまいります。
(4) 資本の財源および資金の流動性についての分析
① 資産、負債および純資産の状況
(資産の部)
当連結会計年度末の総資産の残高は、133億48百万円となりました。流動資産は、65億13百万円となりました。その主な内訳は、現金及び預金12億71百万円、売掛金40億54百万円、商品及び製品5億76百万円であります。
固定資産は、68億34百万円となりました。その主な内訳は、建物及び構築物27億60百万円、機械装置及び運搬具10億18百万円、土地10億89百万円であります。
(負債の部)
当連結会計年度末の負債の残高は、86億76百万円となりました。流動負債は、70億14百万円となりました。その主な内訳は、買掛金22億44百万円、未払金18億46百万円、短期借入金11億70百万円であります。
固定負債は、16億61百万円となりました。その主な内訳は、長期預り保証金7億33百万円、長期借入金4億16百万円、役員退職慰労引当金3億63百万円であります。
(純資産の部)
当連結会計年度末の純資産の残高は、46億71百万円となりました。その主な内訳は、利益剰余金27億85百万円であります。この結果、自己資本比率は34.9%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載しております。③ 資金の流動性に関する情報
当社グループは、事業活動に必要な資金の流動性の維持と十分な確保を基本とし、運転資金の効率的な管理により、事業活動における資本効率の最適化を目指しております。資金は、金融機関からの借入等を必要に応じて行うことで、流動性の確保および財務体質の向上を図っております。
(5) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの収益基盤である「大阪王将」ブランドの外食事業および食料品販売事業につきまして、消費者ニーズの動向によっては、今後も高い成長を続けられる保証はないと認識しております。このような状況下、当社グループは選択と集中を進め、消費者の選別に耐えうる商品・サービスを開発・提供し続けなければならないと考えております。今後につきましても、当社グループ全体での相乗効果の最大化と全従業員の経営参画意識向上により業務効率化や付加価値向上に努め、継続的に発展することで生み出される余力を株主・従業員・会社組織に適正に配分しつつ、収益構造およびその基盤となる商品およびサービスを創造・改善することで、広く消費者の食生活を支える企業を目指してまいります。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25551] S100AJ9K)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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