有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AMVV
株式会社ソフト99コーポレーション 研究開発活動 (2017年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは多様化、高度化、精密化した顧客ニーズに対応していくため、ファインケミカル事業部門とポーラスマテリアル事業部門にて製品の研究開発を進めております。
当連結会計年度における各事業別の研究開発活動の状況及び研究開発費の金額は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、524百万円であります。
(ファインケミカル)
当事業における当連結会計年度の研究開発費は320百万円となっております。
主な研究成果は次のとおりであります。
(1)自動車ボディ・ガラス・車内用品
①ルームピア クロスバリア
食べこぼしなどによるシートのシミを防ぎたいというニーズに応えるべく、自動車シート等の繊維向けの水系防汚コーティング剤を開発いたしました。フッ素樹脂配合で水、汚れを防ぎます。
②DIGLOSS
(GIRAEDGE)ギラギラしたツヤを出すことができるタイヤコーティング剤を開発いたしました。水性処方とすることで、タイヤへの悪影響を低減いたしました。
(ブラックシールド)新開発のシールドポリマーを配合し、タイヤの汚れの固着を防ぐ、スプレータイプのツヤ出し防汚剤を開発いたしました。未塗装樹脂パーツやホイールハウス内にも使用可能です。
(2)その他(業務用製品)
①F-7整備自販機用ガラスコート
経年劣化を起こした自動販売機の塗装面に対して美観を修復するガラスコーティング剤を開発いたしました。フェニル変性アルコキシオリゴマーを使用することで、ツヤ復元性能が高く、耐候性3年の長期持続性能を実現いたしました。
当連結会計年度において、国内特許1件を出願しており、登録は国内で2件、実用新案出願が2件でした。
当事業の研究開発活動は合計12名で行っております。
(ポーラスマテリアル)
当事業における当連結会計年度の研究開発費は204百万円となっております。
主な研究成果は次のとおりであります。
(1)新規多孔質体
4月に出展した展示会を機に、液体の吸収や搬送ラインの緩衝用等、様々な用途での引き合いが入り、個別に対応を続けており、少量ながらも売上に繋がり始めました。さらなる要求に応えるべく、材質、サイズの拡張、プロセスの設計に取り組んでおります。
(2)電池関連材料
大学と共同で進めているPVA/フェノール多孔質体を前駆体とした電気二重層キャパシタ用電極材料に有効なシームレス活性炭の開発においては、加工方法及び耐久性向上を目的とした改善に取り組んでいます。開発パートナーでは、当社から提供した電極材を使用してEDLCセルを組み、特性評価が可能な体制が整いました。また、標準電極材として販売することで、新規用途開発にも着手しました。
(3)メディカル関連
展示会に各種開発品を出展し、多くの引き合いを獲得しました。営業部門と協力し、フォローを続けております。医療機器に関する業許可の取得に向けては具体的な商品が必要であるため、医療衛生材での商品化の可能性について調査を続けております。なお、PVA素材で安全性をクリアする滅菌条件も見出しました。
(4)新規研磨材
AL-ハードディスク研磨用の砥石については、次世代に向けた2段研磨用砥石の開発を続けております。
開発を継続しているサファイア基板研磨用定盤については、研磨装置による研磨条件の最適化も重要であると判断し、品質改良を目的に大学と研磨評価の共同研究を進めております。
また、新たな大学と開始した硬脆材料研磨用砥石の共同研究では、試作した砥石で一定の評価が得られましたので、来年度も共同研究を継続することといたしました。
(5)半導体向け洗浄部材
芯挿入後の薬液処理品をCP(Chemical PBI(PreBreak-in))品と名付け、半導体各社へのPRを実施し、各社へ求評用サンプルを提出してまいりましたが、1社でその性能が認められ、採用となりました。今後は、コストダウンに注力した要素技術開発も引き続き進めてまいります。
また、CP品について、以前とは別の外部評価機関で現在の主力サイズのブラシで実機評価を実施し、その有効性を確認いたしました。
(6)生活資材
外部の工業デザイナーを起用したブランディング活動では、11月の展示会へ出展したところ好評を得、2月末より3箇所にて販売を開始いたしました。その後の販売も好調に推移しており、生産が追い付かない状況にあり、体制強化を進めております。
当連結会計年度において、特許出願は国内外で2件、登録は国内外で3件、実用新案出願が国内で1件でした。
当事業の研究開発活動は合計21名で行っております。
当連結会計年度における各事業別の研究開発活動の状況及び研究開発費の金額は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、524百万円であります。
(ファインケミカル)
当事業における当連結会計年度の研究開発費は320百万円となっております。
主な研究成果は次のとおりであります。
(1)自動車ボディ・ガラス・車内用品
①ルームピア クロスバリア
食べこぼしなどによるシートのシミを防ぎたいというニーズに応えるべく、自動車シート等の繊維向けの水系防汚コーティング剤を開発いたしました。フッ素樹脂配合で水、汚れを防ぎます。
②DIGLOSS
(GIRAEDGE)ギラギラしたツヤを出すことができるタイヤコーティング剤を開発いたしました。水性処方とすることで、タイヤへの悪影響を低減いたしました。
(ブラックシールド)新開発のシールドポリマーを配合し、タイヤの汚れの固着を防ぐ、スプレータイプのツヤ出し防汚剤を開発いたしました。未塗装樹脂パーツやホイールハウス内にも使用可能です。
(2)その他(業務用製品)
①F-7整備自販機用ガラスコート
経年劣化を起こした自動販売機の塗装面に対して美観を修復するガラスコーティング剤を開発いたしました。フェニル変性アルコキシオリゴマーを使用することで、ツヤ復元性能が高く、耐候性3年の長期持続性能を実現いたしました。
当連結会計年度において、国内特許1件を出願しており、登録は国内で2件、実用新案出願が2件でした。
当事業の研究開発活動は合計12名で行っております。
(ポーラスマテリアル)
当事業における当連結会計年度の研究開発費は204百万円となっております。
主な研究成果は次のとおりであります。
(1)新規多孔質体
4月に出展した展示会を機に、液体の吸収や搬送ラインの緩衝用等、様々な用途での引き合いが入り、個別に対応を続けており、少量ながらも売上に繋がり始めました。さらなる要求に応えるべく、材質、サイズの拡張、プロセスの設計に取り組んでおります。
(2)電池関連材料
大学と共同で進めているPVA/フェノール多孔質体を前駆体とした電気二重層キャパシタ用電極材料に有効なシームレス活性炭の開発においては、加工方法及び耐久性向上を目的とした改善に取り組んでいます。開発パートナーでは、当社から提供した電極材を使用してEDLCセルを組み、特性評価が可能な体制が整いました。また、標準電極材として販売することで、新規用途開発にも着手しました。
(3)メディカル関連
展示会に各種開発品を出展し、多くの引き合いを獲得しました。営業部門と協力し、フォローを続けております。医療機器に関する業許可の取得に向けては具体的な商品が必要であるため、医療衛生材での商品化の可能性について調査を続けております。なお、PVA素材で安全性をクリアする滅菌条件も見出しました。
(4)新規研磨材
AL-ハードディスク研磨用の砥石については、次世代に向けた2段研磨用砥石の開発を続けております。
開発を継続しているサファイア基板研磨用定盤については、研磨装置による研磨条件の最適化も重要であると判断し、品質改良を目的に大学と研磨評価の共同研究を進めております。
また、新たな大学と開始した硬脆材料研磨用砥石の共同研究では、試作した砥石で一定の評価が得られましたので、来年度も共同研究を継続することといたしました。
(5)半導体向け洗浄部材
芯挿入後の薬液処理品をCP(Chemical PBI(PreBreak-in))品と名付け、半導体各社へのPRを実施し、各社へ求評用サンプルを提出してまいりましたが、1社でその性能が認められ、採用となりました。今後は、コストダウンに注力した要素技術開発も引き続き進めてまいります。
また、CP品について、以前とは別の外部評価機関で現在の主力サイズのブラシで実機評価を実施し、その有効性を確認いたしました。
(6)生活資材
外部の工業デザイナーを起用したブランディング活動では、11月の展示会へ出展したところ好評を得、2月末より3箇所にて販売を開始いたしました。その後の販売も好調に推移しており、生産が追い付かない状況にあり、体制強化を進めております。
当連結会計年度において、特許出願は国内外で2件、登録は国内外で3件、実用新案出願が国内で1件でした。
当事業の研究開発活動は合計21名で行っております。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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