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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009Y7H

有価証券報告書抜粋 株式会社モブキャストホールディングス 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

世界のゲーム市場規模は依然拡大を続けており、2015年から2019年にかけて6.6%成長する見込みであります。2016年のその市場規模は約11兆6,034億円(9,960億ドル;2016年12月末レートを参照し1ドル=116.5円として換算)であり、市場シェアは中国、日本を含むアジア太平洋地域が46.8%、アメリカ、カナダの北米地域が25.5%、ドイツ、イギリスを含む西ヨーロッパが17.4%を占めております。2015年から2016年の地域別の成長率については、北米は4.1%、西ヨーロッパは4.4%であるのに対し、アジア太平洋地域は10.7%であり、シェアの大きいアジア太平洋地域を中心に、ゲーム市場の拡大はこの先も続くものと見込まれます(2016年Newzoo社調べ)。
このような事業環境の下、当社グループはブラウザゲームの運営効率化、ネイティブゲームへのシフト及び海外事業の推進に取り組みました。ブラウザゲームの運営効率化につきましては、6月に株式会社マイネットと自社開発プラットフォーム「mobcast」及びブラウザゲームタイトル「モバプロ」、「モバサカ」、「モバダビ」について共同運営契約を締結し、効率的なブラウザゲームの運営を行うとともに、ブラウザゲーム運営人員を新規ネイティブゲーム開発へ移行しました。その効果も踏まえ、ネイティブゲームへのシフトにつきましては、新規タイトルの開発体制が整ったことから2017年配信予定の新規ネイティブゲーム「Project OK」、「Project LEGEND」、「Project SM」、「Project LIP」の開発が可能になり、同時に2016年7月に音楽とパズルを融合させた「LUMINES パズル&ミュージック」を日本及び海外一部地域で、また9月に世界169の国と地域への同時配信を開始しました。既存タイトル「18 キミト ツナガル パズル」につきましては、「おそ松さん」をはじめとするアニメIP(著作権等)、声優、Youtuber等とのコラボレーションによる新規ユーザーの獲得とゲーム活性化により、前連結会計年度に対して売上高を伸ばしております。海外事業の推進につきましては、「18 キミト ツナガル パズル」のライセンスアウト契約をGame Samba社(米国ワシントン州)、Morning Tec社(中国 上海市)とそれぞれ締結し、10月には北米圏で、11月には中国語簡体字圏での配信を開始し、またPCCW社(中国 香港特別行政区)により中国語繁体字圏での配信を10月より開始しました。加えて、前連結会計年度に共同開発契約を締結したbilibili社(中国 香港特別行政区)との新規タイトル「魔法少女 まどか☆マギカ」の中国での配信を12月に開始し、海外パートナー企業との契約締結案件を順次配信開始へとつなげました。
しかしながら、ブラウザゲーム市場の縮小に伴う売上高の減衰及び前連結会計年度と比較して海外ライセンス契約売上高が減少したことから、当連結会計年度の売上高は、3,097,005千円(前年同期比20.9%減少)となりました。また、広告宣伝費及び人件費の抑制を中心とする販売管理費の削減により、営業損失は222,630千円(前連結会計年度は営業損失445,552千円)となりました。
さらに、営業外収益として投資事業組合運用益42,363千円等、営業外費用として当社グループが保有する外貨建て債権債務を当連結会計期間末の為替レートで評価したこと等による為替差損36,285千円等を計上した結果、経常損失は234,725千円(前連結会計年度は経常損失471,318千円)となりました。その一方で、特別利益として2015年に撤退を決議した韓国子会社の清算が結了したことによる在外子会社清算に伴う為替換算調整勘定取崩益18,959千円、特別損失としてFIFPro Commercial Enterprise B.V.に対する解決金105,631千円等により税金等調整前当期純損失は330,388千円(前連結会計年度は税金等調整前当期純損失1,408,597千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は333,178千円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失1,658,257千円)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ877,098千円増加し、2,455,755千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は21,004千円となりました(前連結会計年度は65,896千円の使用)。これは、主に、税金等調整前当期純損失、減価償却費及び前受金の増加によるものであります。


(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度と比べ130,496千円増加し、549,358千円となりました。これは、主に、無形固定資産及び関係会社株式の取得による支出によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、前連結会計年度と比べ1,295,851千円増加し、1,407,953千円となりました。これは、主に、株式の発行による収入、借入金の返済及び社債の償還による支出であります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E26596] S1009Y7H)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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