有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AQQX
ロンシール工業株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
研究・開発部は、『既存製品の競争力向上と新規製品の開発により、売上増と収益最大化へ貢献する』ことを基本方針として、製品開発と技術開発に取り組んでいます。
当連結会計年度、床材分野においては、建築用機能性床材と関連副資材の製品化、航空機・鉄道車両・船舶等の各種床材の開発に注力してきました。
建築用床関連部材では、抗ウイルス性ノーワックス床シートで高意匠性の『ロンプロテクト Moku』及び放射化抑制床シート『ロンリウム NA』を上市しました。また、マンション用床材分野では防滑性ビニル床シートとして『ロンマットME スコア』、『ロンマットME ツイルⅡ』、『ロンマットME ロゼッタ』及び出隅部保護材『ME ファインガード』を上市しました。
航空機・鉄道車両用では、イギリスのBS6853車両カテゴリーの難燃性規格適合床シート『ロンレイドZW』を上市しました。
防水分野では、シートと部材の開発を行い、補強複合タイプのルーフィングシート『ベストプルーフRS』を上市しました。また、従来型と比較して作業効率性に優れ、工法安定性を向上させた機械的固定工法用誘導加熱装置『UD BOX Ⅲ』を上市しました。
壁紙分野では、機能性壁紙の製品化に注力しました。LED対応の蓄光壁紙を上市しました。
フィルム分野では、カレンダー加工技術をベースに塩ビ及び非塩ビフィルムの開発を行っています。塩ビフィルムにおいてはREACH規制に対応したフィルムを拡充しました。また、非塩ビである軟質アクリルフィルム及びポリ乳酸フィルム等を展示会で紹介しました。
新規分野においては、抗ウイルス技術を用いた製品開発を行っており、各種塩ビフィルムやレザーの開発を行い、展示会で紹介しました。
当連結会計年度中に支出した研究開発費の総額は2億87百万円です。なお、不動産賃貸事業についての研究開発は行っておりません。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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