シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100BF3T

有価証券報告書抜粋 ペプチドリーム株式会社 研究開発活動 (2017年6月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社の研究開発部門は、3つのグループ(創薬開発グループ、合成グループ、先端開発グループ)によって構成されています。創薬開発グループの役割は、クライアントである国内外の製薬企業と協働しながら当社独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPS(Peptide Discovery Platform System)を駆使して、クライアントから提供された創薬ターゲットに対して強く結合する特殊ペプチドを探索し、最適なヒットペプチドを見つけ出すことにあります。合成グループは、PDPSによって見出されたヒットペプチドの合成や精製・品質管理等の業務を担うとともに特殊ペプチド(ヒットペプチド)の特性から得られる情報をもとに新しい低分子医薬品の開発も担っています。
先端開発グループでは、PDCを中心とした自社創薬に係る研究開発を実施しておりますが、当社の研究開発費は同グループにおける発生費用を対象にしています。当事業年度における研究開発費は、362,681千円となっています。
自社創薬に係る研究開発の例として、特殊ペプチドを医薬品として活用するアプローチ(特殊ペプチド創薬)として、2016年6月に抗インフルエンザ特殊ペプチドPD-001の前臨床試験を開始しています。また、当社では、特殊ペプチドの持つ優れた選択性を活かして他の薬剤を誘導するPDC(Peptide Drug Conjugate)薬剤を開発するConjugate創薬については、HER2(ヒト上皮細胞成長因子受容体2)を標的タンパク質とする抗がん剤の開発にも取り組んでいます。
また、当社は、世界中の特別な技術を有する製薬企業、バイオベンチャー企業、アカデミア等の研究機関と戦略的提携を組むことで、自社のパイプラインの拡充を図っています。これまでにJCRファーマ株式会社と血液脳関門(Blood-Brain Barrier:BBB)通過を可能とするキャリア-ペプチドの創製を、モジュラス株式会社と最先端の計算化学を駆使した低分子化合物のデザインを、また英国ヘプタレス・セラピューティクスとGタンパク質共役受容体(GPCR)を標的とする新規炎症性疾患治療薬の研究開発を行っています。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27486] S100BF3T)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。