有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ALAK
山陽特殊製鋼株式会社 研究開発活動 (2017年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループでは、「高信頼性鋼の山陽」のブランド力の更なる向上による企業価値の増大と成長を目的として、国際非価格競争力の拡大のための新商品および新技術の開発、新規事業分野参入のための開発、ならびに品質向上およびコストダウンのためのプロセス開発などの研究開発活動に積極的に取り組んでおります。さらに国際価格競争力の強化、顧客課題に踏み込んだイノベーティブ・ソリューション商品および技術開発など、需給構造変化への対応を意図した研究開発活動も推進しております。
当社グループの研究開発は、当社「研究・開発センター」を中心に推進しており、研究開発人員はグループ全体で77名(2017年3月31日現在)、当連結会計年度の研究開発費の総額は16億8百万円であります。また、必要に応じて、大学および需要家の研究機関などとも密接に連携して研究開発を推進しております。
セグメントごとの研究の目的、主要課題、研究成果および研究開発費は次のとおりであります。
(鋼材事業)
(1) 研究の目的
① 自動車、環境、エネルギーおよびIT関連産業など、成長が期待される分野に投入するプレミアム商品の開
発
② 軸受用鋼、構造用鋼、ステンレス鋼および工具鋼など、主力製品の製造プロセスの改善による品質・コスト
競争力の強化
(2) 主要課題
① 技術先進性を確保する長寿命軸受用鋼の開発
② 自動車などの重要部品の素材として用いられる高機能商品の開発
③ 成長が期待される分野に投入する新たなステンレス鋼、工具鋼の開発
④ 難圧延材の製造技術の向上
⑤ 製造プロセスの最適化
(3) 研究成果
① 更なる高清浄度鋼製造技術の開発
② 高性能構造用鋼の商品化
③ 高機能ステンレス鋼の商品化
④ 高性能工具鋼、省資源型工具鋼の開発
⑤ CAE解析技術を活用した最適な製造工程の確立と生産性向上
(4) 研究開発費
当事業に係る研究開発費は10億86百万円であります。
(特殊材事業)
(1) 研究の目的
成長が期待される耐熱・耐食合金、工具鋼、金属粉末などにおける技術開発および商品開発
(2) 主要課題
① 各種高合金および超合金の製造技術の確立
② 電子材料・磁性材料・自動車・産業機械分野などにおける新たな金属粉末製品の開発
③ 高機能工具鋼の開発
(3) 研究成果
① 耐食性を向上させた高合金鋼の商品化
② 機能性粉末材料の商品化
③ 高機能工具鋼の商品化
(4) 研究開発費
当事業に係る研究開発費は5億5百万円であります。
(素形材事業)
(1) 研究の目的
素形材事業における技術およびコスト競争力の強化
(2) 主要課題
① 最適金型の迅速設計技術の確立などによる技術競争力の強化
② リングローリングのCAE解析技術の確立
(3) 研究成果
① CAE解析技術を駆使した型鍛造品製造技術の確立
② リングローリング品のCAE解析技術を活用した品質改善
(4) 研究開発費
当事業に係る研究開発費は16百万円であります。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01243] S100ALAK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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