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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100AGO3

有価証券報告書抜粋 日本鋳鉄管株式会社 業績等の概要 (2017年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀による金融緩和政策を背景として、企業収益や雇用情勢の改善が続いており、緩やかな回復基調を維持しているものの、中国経済の景気減速懸念や英国のEU離脱問題等の影響により、景気の先行き不透明感は高まっております。
当社グループを取りまく環境は、主力である水道用鋳鉄管類につきましては、全国的に地方自治体の厳しい財政状況及び工事労働者不足等は継続しており、低水準で推移いたしました。
このような環境のなか当社グループは、昨年度に引き続き「鋳鉄管等コア事業の収益力強化」、「技術競争力の向上」及び「経営環境の変化に耐えうる財務体力の強化」に取り組んでまいりました。
その結果、当連結会計年度の経営成績は以下のとおりとなっております。

当連結会計年度の売上高につきましては、販売子会社を含め異形管・付属品及び子会社のリサイクル事業が好調に推移したものの、主力である水道用鋳鉄直管の販売量が減少したため、前年同期と比べ2億71百万円(前年同期比1.9%)減少し、137億75百万円となりました。
一方、損益につきましては、製造原価の低減や子会社による売上総利益の改善等はあるものの、水道用鋳鉄直管の売上高減少影響が大きく、営業利益は前年同期と比べ49百万円(前年同期比7.9%)減少し、5億75百万円となりました。経常利益につきましても同様に、前年同期と比べ36百万円(前年同期比5.7%)減少し、5億99百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、経常利益の減少影響により、前年同期と比べ27百万円(前年同期比7.1%)減少し、3億62百万円となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

① ダクタイル鋳鉄関連
当連結会計年度の売上高は、販売子会社を含め水道用異形管及び付属品が好調に推移したものの、主力である水道用鋳鉄直管の販売量が減少したため、前年同期と比べ3億50百万円(前年同期比2.9%)減少し、118億42百万円となりました。
セグメント利益(営業利益)につきましては、子会社による売上総利益の改善等はあるものの、水道用鋳鉄直管の売上高減少影響が大きく、前年同期と比べ1億46百万円(前年同期比35.6%)減少し、2億63百万円となりました。

② 樹脂管・ガス関連
当連結会計年度の売上高は、ガス用資材及び子会社のリサイクル事業が好調に推移したため、前年同期と比べ78百万円(前年同期比4.2%)増収し、19億33百万円となり、セグメント利益(営業利益)につきましても、前年同期と比べ91百万円(前年同期比41.0%)増加し、3億14百万円となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結べースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、25億64百万円と前連結会計年度末と比べ1億71百万円(前連結会計年度末比7.2%)の増加となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金の増加は、9億96百万円(前連結会計年度は12億5百万円の増加)となりました。
これは主に仕入債務の減少2億46百万円、法人税等の支払額1億95百万円があったものの、税金等調整前当期純利益5億84百万円、減価償却費7億99百万円等が、資金の支出を上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金の減少は、5億92百万円(前連結会計年度は8億11百万円の減少)となりました。
これは主に有形固定資産の取得による支出5億63百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金の減少は、2億32百万円(前連結会計年度は2億51百万円の減少)となりました。
これは主に配当金の支払額98百万円、リース債務の返済による支出67百万円、長期借入金の返済による支出45百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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