有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100F8A4
オーエスジー株式会社 研究開発活動 (2018年11月期)
当社グループは、世界市場におけるシェア拡大を目指し、国際競争力のある製品を開発すべく、基礎研究から応用研究に至るまで積極的な研究開発活動を行っています。研究開発活動は当社のデザインセンターを中心に行っており、長期的な基礎研究については、大学、国公立の研究機関との共同研究も行っています。
デザインセンターは、タップ、エンドミル、ドリル、転造工具及びゲージ等の製品開発や改良をはじめ、高速度鋼及びダイス鋼材料の開発改良技術及び熱処理技術の研究開発を行っています。また、当部門は切削試験専用の各種最新工作機械及び開発設備を有し、多様な使用条件下での切削試験による製品開発への迅速なフィードバックと、工具性能を最大限に生かす加工技術の開発を行っています。また、当施設内のD-Labにて、最先端の工具製造開発及びスマートファクトリーのパイロットライン開発に取り組んでいます。
一部の研究開発は、デザインセンターと連結子会社が連携して進めており、PVDコーティング、CVDダイヤモンドコーティング及び窒化処理等の表面改質技術はオーエスジーコーティングサービス㈱と、超硬合金材料は日本ハードメタル㈱との共同研究開発体制を採っています。
当連結会計年度の研究開発費の総額は16億1千万円であります。
当社グループは、精密機械工具の生産・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、研究開発活動は主に当社を中心とした日本セグメントで行っております。当該セグメントにおける主な製品別の研究開発の成果は、次のとおりであります。
当期においては、日刊工業新聞社主催の「2018年”超”モノづくり部品大賞 機械・ロボット部品賞」を受賞した『ワンレボリューションスレッドミル「AT-1」』の開発、また昨年より展開しているEgiAsコーティングを採用した超硬ドリルの製品ラインアップの拡充を行いました。
当期においては、新たなニーズとして出てきましたAdditive Manufacturing(金属造形)に対応した工具の製品化、またAE-VMSを基盤とした製品ラインアップの拡充を行いました。
当期においては、昨年に引き続き主に北米及び中国市場でのラック形転造ダイスの受注拡大を目的に設備及び人的投資を行い、ユーザーの多様な加工環境に対応する製品の開発に取り組みました。
当期においては、高硬度被削材を対象とした高機能膜の開発、また表面粗さを向上した新被膜の開発を行いました。
デザインセンターは、タップ、エンドミル、ドリル、転造工具及びゲージ等の製品開発や改良をはじめ、高速度鋼及びダイス鋼材料の開発改良技術及び熱処理技術の研究開発を行っています。また、当部門は切削試験専用の各種最新工作機械及び開発設備を有し、多様な使用条件下での切削試験による製品開発への迅速なフィードバックと、工具性能を最大限に生かす加工技術の開発を行っています。また、当施設内のD-Labにて、最先端の工具製造開発及びスマートファクトリーのパイロットライン開発に取り組んでいます。
一部の研究開発は、デザインセンターと連結子会社が連携して進めており、PVDコーティング、CVDダイヤモンドコーティング及び窒化処理等の表面改質技術はオーエスジーコーティングサービス㈱と、超硬合金材料は日本ハードメタル㈱との共同研究開発体制を採っています。
当連結会計年度の研究開発費の総額は16億1千万円であります。
当社グループは、精密機械工具の生産・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、研究開発活動は主に当社を中心とした日本セグメントで行っております。当該セグメントにおける主な製品別の研究開発の成果は、次のとおりであります。
① 穴あけ加工工具(ねじ切り工具・ドリル)
穴あけ加工工具の主力製品であるタップとドリルは、金属切削加工の汎用的な工具として多様なユーザー業界において使用されるため、高能率加工と安定性の向上を基本とした製品開発に取り組んでいます。当期においては、日刊工業新聞社主催の「2018年”超”モノづくり部品大賞 機械・ロボット部品賞」を受賞した『ワンレボリューションスレッドミル「AT-1」』の開発、また昨年より展開しているEgiAsコーティングを採用した超硬ドリルの製品ラインアップの拡充を行いました。
② ミーリングカッター
金型、航空機、重電機を主要なユーザーとして生産性の向上及び難削材加工の高能率化を重点課題とする開発に取り組んでいます。当期においては、新たなニーズとして出てきましたAdditive Manufacturing(金属造形)に対応した工具の製品化、またAE-VMSを基盤とした製品ラインアップの拡充を行いました。
③ 転造工具
転造工具は全てが受注生産であり、多様なユーザーニーズに基づく迅速な製品開発と改良に対応する研究開発を行っています。当期においては、昨年に引き続き主に北米及び中国市場でのラック形転造ダイスの受注拡大を目的に設備及び人的投資を行い、ユーザーの多様な加工環境に対応する製品の開発に取り組みました。
④ 表面改質
PVDコーティング、CVDダイヤモンドコーティング及び窒化処理等の表面改質技術の基礎研究と応用開発を主に行っています。当期においては、高硬度被削材を対象とした高機能膜の開発、また表面粗さを向上した新被膜の開発を行いました。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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