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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D6CU

有価証券報告書抜粋 ダイジェット工業株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社グループにおいて、研究開発活動は連結財務諸表を作成する当社のみが行っております。当社の研究開発活動については以下のとおりであります。
研究開発の方針として、低抵抗化、高能率化、高精度化及び長寿命化によりお客様のリードタイム短縮と加工コスト低減に貢献すること、また高騰するレアメタルの使用量削減などにより環境に優しい製品を開発することを掲げております。
92期は、下記テーマに取り組み、様々な新製品を開発いたしました。


近年、より難削化する金型材料に対して、切りくず排出量の大幅な向上により高能率加工を実現した、革新的高送りカッタ「SKS-GⅡ」を開発いたしました。
本工具の特長は、
①低抵抗かつ経済的な4コーナ仕様の四角ポジインサートを採用し、金型の掘り込み加工においても安定した高送り加工を実現しました。
②切り込み量は、□10mmサイズインサートで最大1.5mm、□14mmサイズインサートで最大2.5mmの高切込みでも低抵抗であり、切りくず排出量を極限まで高めました。
③インサート材種は新PVDコーティング材種の「JC8118」「JC7550」と「JC8050」の3材種を用意し、プリハードン鋼、焼入れ材、チタン合金やステンレス鋼などの難削材まで、幅広い被削材への対応を可能にしました。


航空機需要の高まりに伴い、エンジンに使用されるインコネルなどの耐熱合金加工への要求がより厳しくなる中、高付加価値工具「防振Sヘッド」を開発いたしました。
本工具の特長は、
①耐熱性に優れた新PVDコーティング「DHコート」と熱伝導性に優れた強靭性母材を組合わせた新材種「DH115」を採用し、耐熱合金加工での長寿命化を実現しました。
②低抵抗ポジ切れ刃の不等分割・不等リードと内部クーラント穴の採用により、防振性に優れ、耐熱合金特有の溶着を防止し、肉厚の薄い航空機部品においてもびびりを抑えた良好な仕上げ面が得られます。


レアメタルであるタングステンやコバルトを全く使用しない、環境に優しい脱タングステン複合新材料「サーメタル」の拡張版として「CT505」「CT530」をEV車のリチウムイオン電池ケース絞り金型材用及び熱間鍛造金型材用として開発いたしました。

なお、当連結会計年度の試作製造・技術改良等を含めた研究開発活動に要した費用は454百万円であります。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01488] S100D6CU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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