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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CNX1

有価証券報告書抜粋 株式会社ソディック 研究開発活動 (2017年12月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

研究開発活動の拠点として、横浜本社技術研修センターに研究開発部門を置き、中国上海、米国カリフォルニア州シリコンバレーに研究開発子会社を開設しております。この世界3極体制のもと、技術研修センターを軸に、機械構造設計開発、放電加工機用電源の開発、放電加工機及びマシニングセンタなどの性能向上の研究を行っております。さらに中国上海、カリフォルニア州シリコンバレーなどの地域性を利用し、各種ソフトウエア開発、CNC装置開発、モーションコントローラ開発などの工作機械の基礎技術となる研究開発を実践しております。
なお、基礎・応用研究には、当社グループの合計で33億44百万円(工作機械事業24億96百万円、産業機械事業3億26百万円、食品機械事業62百万円、その他4億58百万円)の研究開発費を投入いたしました。

当連結会計年度における主な研究開発の成果は、以下のとおりであります。
・リニアモータ駆動 大型ワイヤ放電加工機の開発(工作機械事業)
精密金型、精密部品加工分野において好評を頂いておりますワイヤ放電加工機 「ALシリーズ」の大型モデルとして「AL800G」「ALN800G」を開発いたしました。自動車及び電気関連の大型金型や自動車、航空宇宙、エネルギー関連等の大型部品の加工に適しております。また、「Sodick IoT」を標準対応しており、インターネットを活用した次世代のものづくりをサポートします。さらに、先進的な環境対応型機械として独創的なフルカバースタイルを採用しており、グローバル規格に準拠しています。

・全電動射出成形機の開発(産業機械事業)
高精度成形で独自技術を培ってきたV-LINE®の基本性能をベースとし、射出可塑化装置を電動化したeV-LINEを搭載した全電動射出成形機MSシリーズの新モデル「MS50」及び「MS200」を開発いたしました。昨年リリースした型締め力100トンの「MS100」に、より精密な小物成形品に対応する型締め力50トンの「MS50」及び自動車部品などのより大きな成形品に対応する型締め力200トンの「MS200」を加えラインナップを拡充しました。新興国などのボリュームゾーンをターゲットに販売拡大、シェア拡大を目指します。

・金型自動交換システムの開発(産業機械事業)
金属3Dプリンタで造形した金型専用の射出成形機「MR30」を用いた金型の自動交換システム「ICF-V」を開発しました。成形機への金型の装着から材料乾燥・供給、成形品の製造、金型交換までを完全無人化・自動化を実現できるシステムです。ネットワークに接続された機械の各情報を活用し、監視、保守、制御、分析することで、工程の見える化を実現できます。

・無菌包装米飯製造装置(食品機械事業)
製麺装置の技術を応用し、無菌包装米飯製造装置を開発いたしました。高温高圧でお米を調理でき、家庭で炊いたようなふっくらとした炊き上がりが実現できます。自動ラインでの連続的な生産により生産効率が向上するほか、高い安全性を確保できます。個食化の進展や簡便調理のニーズ拡大、災害時の備蓄用として、国内外において包装米飯の需要が高まっており、今後の市場拡大が期待できます。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01504] S100CNX1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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