有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D9JC
新東工業株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)
当社グループ(当社及び連結子会社)は、「素材に形をいのちを」を企業理念に、金属、セラミックス、樹脂等の素形材関連設備及び消耗品を主体とするメーカーとして、これら素材の成形を基本としたコア技術とその周辺技術、関連技術に関する研究開発を行っております。
特に資源循環型スマート社会の構築に向けた新プロセス・新商品・新事業の提案と実用化に向けて、市場ニーズに応えるべくグループトータルでの技術開発を推進しております。
研究開発関係等に要した費用の総額は1,642百万円であり、セグメント別の主な研究開発活動の状況及び研究開発費を示すと次のとおりであります。なお、研究開発費については、各セグメントに配分できない基礎的研究費346百万円が含まれております。
(1)鋳造分野
主に、当社が中心となって当分野の研究開発活動を行っております。
生型造型機関連分野では、アルミ重力鋳造機GDCXは、グローバル市場における主力商品として順調に販売台数を伸ばしております。また、自硬性プロセスに適用される新型混練機USMXは連続式・バッチ式の各運転が可能な混練機として市場評価をいただきつつあります。一方、国内市場では生産設備の安定稼働を指向する技術が求められており、IoTや省エネルギーを含めた応用技術・モニタリング技術の開発を進めており、これによる理想の鋳造工場を「SINTO SMART FOUNDRY®」と名付け技術確立を目指しています。その成果は、IDSTフィードバックシステムや徹底した見える化とトレサビリティ対応をサポートする統合管理システム等のシステム商品として結実しつつあります。今後も、「いい鋳物づくり」というお客様視点による革新的な進歩を目指した要素技術の開発を進めております。
当セグメントに係る研究開発活動は、282百万円であります。
(2)表面処理分野
主に、当社が中心となって当分野の研究開発活動を行っております。
ブラスト分野では、プロセス開発と処理後の評価技術開発に注力して、過電流を用いて製品の内部状態の応力分布を可能とするインライン対応の新型検査・評価装置ECNI-Ⅱを市場投入しました。また、Sightia®を取り込んだ評価装置一体型のピーニング装置ISPX-Sを同時に市場投入しました。研磨・精密分野では、LED製造の薄膜工程で使用される基材に損傷を与えないでクリーニングするプロセスの確立と受託を開始しました。投射材分野では、業界毎に効率の良い仕上げができるHYVALUE SHOTを市場投入し、同様に部品軽量化による薄肉化に合わせて開発を進めてきた高硬度ピーニング用投射材についても市場投入しました。
当セグメントに係る研究開発活動は、488百万円であります。
(3)環境分野
主に、当社が中心となって当分野の研究開発活動を行っております。
集塵・排ガス処理・水処理分野では、各カテゴリーで開発を推進しております。集塵分野では、汎用集塵機において新しい払落し機構である「対向パルス方式」や火災爆発対策用の粉除去装置を開発しました。水処理分野においては、既存製品の改良開発を進め、従来機のランニングコストを大幅に削減できる新機種を開発し市場投入しました。
当セグメントに係る研究開発活動は、106百万円であります。
(4)搬送分野
主に、子会社の株式会社メイキコウが中心となって当分野の研究開発活動を行っております。
リフト関連分野では、電気制御化した新型リフトの開発を行いました。制御関連分野では、トラック荷卸し自動機の画像処理制御のテストを行いました。
当セグメントに係る研究開発活動は、55百万円であります。
(5)特機分野
主に、当社及び子会社の新東ブイセラックス株式会社、新東エスプレシジョン株式会社が中心となって当分野の研究開発活動を行っております。
検査装置分野では、EV/HVの心臓部となるインバータの基幹部品となるパワー素子の電気特性を測定するテスタの低インダクタンス化と、チップハンドラの要素技術開発を進めました。これにより、ハンドラーとテスタを総合的に供給でき、トータルインダクタスの低減を測る開発を行いました。メカトロ分野では、コンパクト高圧力電動プレスの開発を行いました。セラミックス分野では、新たに子会社になったスリーディーセラムシントー社と幅広い業界へのセラミックス材料の普及を目指すとともに、機能性を有する新素材の開発に取り組んでいます。
当セグメントに係る研究開発活動は、362百万円であります。
特に資源循環型スマート社会の構築に向けた新プロセス・新商品・新事業の提案と実用化に向けて、市場ニーズに応えるべくグループトータルでの技術開発を推進しております。
研究開発関係等に要した費用の総額は1,642百万円であり、セグメント別の主な研究開発活動の状況及び研究開発費を示すと次のとおりであります。なお、研究開発費については、各セグメントに配分できない基礎的研究費346百万円が含まれております。
(1)鋳造分野
主に、当社が中心となって当分野の研究開発活動を行っております。
生型造型機関連分野では、アルミ重力鋳造機GDCXは、グローバル市場における主力商品として順調に販売台数を伸ばしております。また、自硬性プロセスに適用される新型混練機USMXは連続式・バッチ式の各運転が可能な混練機として市場評価をいただきつつあります。一方、国内市場では生産設備の安定稼働を指向する技術が求められており、IoTや省エネルギーを含めた応用技術・モニタリング技術の開発を進めており、これによる理想の鋳造工場を「SINTO SMART FOUNDRY®」と名付け技術確立を目指しています。その成果は、IDSTフィードバックシステムや徹底した見える化とトレサビリティ対応をサポートする統合管理システム等のシステム商品として結実しつつあります。今後も、「いい鋳物づくり」というお客様視点による革新的な進歩を目指した要素技術の開発を進めております。
当セグメントに係る研究開発活動は、282百万円であります。
(2)表面処理分野
主に、当社が中心となって当分野の研究開発活動を行っております。
ブラスト分野では、プロセス開発と処理後の評価技術開発に注力して、過電流を用いて製品の内部状態の応力分布を可能とするインライン対応の新型検査・評価装置ECNI-Ⅱを市場投入しました。また、Sightia®を取り込んだ評価装置一体型のピーニング装置ISPX-Sを同時に市場投入しました。研磨・精密分野では、LED製造の薄膜工程で使用される基材に損傷を与えないでクリーニングするプロセスの確立と受託を開始しました。投射材分野では、業界毎に効率の良い仕上げができるHYVALUE SHOTを市場投入し、同様に部品軽量化による薄肉化に合わせて開発を進めてきた高硬度ピーニング用投射材についても市場投入しました。
当セグメントに係る研究開発活動は、488百万円であります。
(3)環境分野
主に、当社が中心となって当分野の研究開発活動を行っております。
集塵・排ガス処理・水処理分野では、各カテゴリーで開発を推進しております。集塵分野では、汎用集塵機において新しい払落し機構である「対向パルス方式」や火災爆発対策用の粉除去装置を開発しました。水処理分野においては、既存製品の改良開発を進め、従来機のランニングコストを大幅に削減できる新機種を開発し市場投入しました。
当セグメントに係る研究開発活動は、106百万円であります。
(4)搬送分野
主に、子会社の株式会社メイキコウが中心となって当分野の研究開発活動を行っております。
リフト関連分野では、電気制御化した新型リフトの開発を行いました。制御関連分野では、トラック荷卸し自動機の画像処理制御のテストを行いました。
当セグメントに係る研究開発活動は、55百万円であります。
(5)特機分野
主に、当社及び子会社の新東ブイセラックス株式会社、新東エスプレシジョン株式会社が中心となって当分野の研究開発活動を行っております。
検査装置分野では、EV/HVの心臓部となるインバータの基幹部品となるパワー素子の電気特性を測定するテスタの低インダクタンス化と、チップハンドラの要素技術開発を進めました。これにより、ハンドラーとテスタを総合的に供給でき、トータルインダクタスの低減を測る開発を行いました。メカトロ分野では、コンパクト高圧力電動プレスの開発を行いました。セラミックス分野では、新たに子会社になったスリーディーセラムシントー社と幅広い業界へのセラミックス材料の普及を目指すとともに、機能性を有する新素材の開発に取り組んでいます。
当セグメントに係る研究開発活動は、362百万円であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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