有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DI3P
アマノ株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)
当社グループにおける研究開発活動は、時間情報システム機器と環境関連システム機器に分け関係会社間で行っております。
時間情報システム機器については、当社及びアマノ シンシナティ Inc.、アマノ マクギャン Inc.、アキュタイム システムズ Inc.、ホロクオルツ S.A.及びアマノ コーリア Corp.の各会社間で北米地域、欧州地域、アジア・オセアニア地域におけるタイムレコーダー、就業情報・給与計算・人事情報システム、駐車場管理システムのソフト・ハードの相互供給体制と販売促進・保守体系を確立するため、国際バージョンの製品及び関連技術の共同開発を行っております。
環境関連システム機器については、集塵機、粉粒体空気輸送システム、排気ガス処理システム、脱臭システム等は、グループ各社の技術・市場情報をもとに当社が製品並びに技術開発を行っております。クリーンシステム機器は、当社とアマノ パイオニア エクリプス Corp.がグローバルプロジェクト体制で機器並びにケミカル用品の開発を行っております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は13億25百万円であります。
また、当連結会計年度のセグメント別の研究開発活動を示すと次のとおりであります。
時間管理機器については、働き方に合わせて、勤怠管理の方法をクラウドサービスとパッケージソフトのどちらでも選択できる中小規模事業所及び小規模複数事業所向けに、新モデル「TimeP@CK-iC Ⅳ CL」を2017年6月に市場投入いたしました。「TimeP@CK-iC Ⅳ CL」は、市場からの要望が多い勤怠管理クラウドサービスへの連携機能を新たに搭載しました。手のひらサイズながら、カラーLCDを搭載し、過去の出退勤時刻の確認や、音声ガイダンスの標準搭載、様々な通信への対応を行い、使い勝手を大幅に向上させております。
パーキングシステムについては,駐車場データセンター「ParkingWeb」に、商業施設などで利用される様々なハウス(会員)カードに対応し、自動料金精算機で割引が行える機能を2017年9月に、お客様のご要望に沿ったフォーマットによる帳票出力を可能とする機能を2017年11月にそれぞれ市場投入いたしました。駐車場機器としては、新型カード販売機「GT-3890」を2017年5月に市場投入いたしました。サーマルシステムにより券面印字の自由度を向上させ、定期券とプリペイドカードの同時販売を可能としております。また、カラータッチパネル付LCDの採用による高い視認性と音声ガイダンスにより利用者の操作性を向上させ、直感的操作が可能となりました。大型ショッピングモールや空港等に導入されている車番マッチングシステムにおいては、チケットレス運用を可能とするシステムを2017年11月に市場投入いたしました。また、電子マネーカードによる入出場と決済が可能なチケットレス/キャッシュレスシステムについても対応を進めております。高速道路市場向けには、LAN接続のICカードリーダーを2018年2月に市場投入いたしました。
当事業に係る研究開発費は9億31百万円であります。
クリーンシステムについては、近年の労働力減少の傾向に対応して、既に市場投入しているロボット掃除機において、清掃タスクの完了率を向上させるための機能追加を実施いたしました。ロボット掃除機「RcDC」については、2017年4月に自律走行制御に関する機能向上として「迂回機能」や「障害物回避リトライ機能」を追加し、2017年11月には「エラーメール送信機能」をオプションとして追加いたしました。また、ロボット洗浄機「SE-500iX」においては、「障害物回避」と「自己位置認識の対応力強化」の機能追加を進めております。主力商品である自動床面洗浄機「EGシリーズ」においては、使い勝手をよりよくするために清水・汚水タンク周辺の部品を改善し、メンテナンス性の向上を実施いたしました。今後も継続して、製品の品質向上に努めてまいります。
当事業に係る研究開発費は3億94百万円であります。
時間情報システム機器については、当社及びアマノ シンシナティ Inc.、アマノ マクギャン Inc.、アキュタイム システムズ Inc.、ホロクオルツ S.A.及びアマノ コーリア Corp.の各会社間で北米地域、欧州地域、アジア・オセアニア地域におけるタイムレコーダー、就業情報・給与計算・人事情報システム、駐車場管理システムのソフト・ハードの相互供給体制と販売促進・保守体系を確立するため、国際バージョンの製品及び関連技術の共同開発を行っております。
環境関連システム機器については、集塵機、粉粒体空気輸送システム、排気ガス処理システム、脱臭システム等は、グループ各社の技術・市場情報をもとに当社が製品並びに技術開発を行っております。クリーンシステム機器は、当社とアマノ パイオニア エクリプス Corp.がグローバルプロジェクト体制で機器並びにケミカル用品の開発を行っております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は13億25百万円であります。
また、当連結会計年度のセグメント別の研究開発活動を示すと次のとおりであります。
① 時間情報システム事業
情報システムについては、中小規模市場向け人事労務管理パッケージ「TimePro-NX」において、紙媒体による残業や休暇の届出などの電子化要望に対応し、「就業Web届出アドオン」を2017年10月に市場投入いたしました。就業Web届出によるお客様の課題解決と業務改善を提案することで、販売拡大を図ってまいります。時間管理機器については、働き方に合わせて、勤怠管理の方法をクラウドサービスとパッケージソフトのどちらでも選択できる中小規模事業所及び小規模複数事業所向けに、新モデル「TimeP@CK-iC Ⅳ CL」を2017年6月に市場投入いたしました。「TimeP@CK-iC Ⅳ CL」は、市場からの要望が多い勤怠管理クラウドサービスへの連携機能を新たに搭載しました。手のひらサイズながら、カラーLCDを搭載し、過去の出退勤時刻の確認や、音声ガイダンスの標準搭載、様々な通信への対応を行い、使い勝手を大幅に向上させております。
パーキングシステムについては,駐車場データセンター「ParkingWeb」に、商業施設などで利用される様々なハウス(会員)カードに対応し、自動料金精算機で割引が行える機能を2017年9月に、お客様のご要望に沿ったフォーマットによる帳票出力を可能とする機能を2017年11月にそれぞれ市場投入いたしました。駐車場機器としては、新型カード販売機「GT-3890」を2017年5月に市場投入いたしました。サーマルシステムにより券面印字の自由度を向上させ、定期券とプリペイドカードの同時販売を可能としております。また、カラータッチパネル付LCDの採用による高い視認性と音声ガイダンスにより利用者の操作性を向上させ、直感的操作が可能となりました。大型ショッピングモールや空港等に導入されている車番マッチングシステムにおいては、チケットレス運用を可能とするシステムを2017年11月に市場投入いたしました。また、電子マネーカードによる入出場と決済が可能なチケットレス/キャッシュレスシステムについても対応を進めております。高速道路市場向けには、LAN接続のICカードリーダーを2018年2月に市場投入いたしました。
当事業に係る研究開発費は9億31百万円であります。
② 環境関連システム事業
環境システムについては、「省エネ&省スペース」という特徴を持つ汎用小型パルスジェット集塵機「PiF-15/30/45/60」のシリーズ拡大として、上位機種の汎用中型パルスジェット集塵機「PiF-75/120/150」を2017年4月に市場投入するとともに、お客様の特注仕様に迅速にお応えできるよう準標準仕様を充実させ、対応工数を削減する仕組みを構築いたしました。一方、板金加工業界にて主流の工作機械であるレーザー加工機から発生する、微細軽量の粉塵を集塵する専用機種として「PiF-45LF」を市場投入いたしました。クリーンシステムについては、近年の労働力減少の傾向に対応して、既に市場投入しているロボット掃除機において、清掃タスクの完了率を向上させるための機能追加を実施いたしました。ロボット掃除機「RcDC」については、2017年4月に自律走行制御に関する機能向上として「迂回機能」や「障害物回避リトライ機能」を追加し、2017年11月には「エラーメール送信機能」をオプションとして追加いたしました。また、ロボット洗浄機「SE-500iX」においては、「障害物回避」と「自己位置認識の対応力強化」の機能追加を進めております。主力商品である自動床面洗浄機「EGシリーズ」においては、使い勝手をよりよくするために清水・汚水タンク周辺の部品を改善し、メンテナンス性の向上を実施いたしました。今後も継続して、製品の品質向上に努めてまいります。
当事業に係る研究開発費は3億94百万円であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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