有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CMT6
ホシザキ株式会社 研究開発活動 (2017年12月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループにおける研究開発活動は、日本では当社が行うほか株式会社ネスターが自社製品の研究開発を行っており、米州ではHOSHIZAKI AMERICA,INC.、LANCER CORPORATION、Jackson WWS,Inc.及びAços Macom Indústria e Comércio Ltda.等が、欧州・アジアではGRAM COMMERCIAL A/S、Western Refrigeration Private Limited及び浙江愛雪制冷電器有限公司等が行っております。当社グループにおける研究開発部門では、市場情報収集から要素開発、試作、設計、生産フォローアップまでの一貫した研究開発体制を持つことで、最終顧客の多種多様なニーズに対応しております。当連結会計年度は、新規開発及びモデルチェンジを中心とした開発活動と、収益性を向上させるためのコスト低減活動を行っております。
なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は40億円となっており、セグメントごとの研究開発費は、日本は29億29百万円、米州は9億59百万円、欧州・アジアは1億11百万円となっております。当社グループにおける研究開発部門に所属する従業員は、合計455名となっており、セグメントごとの研究開発活動は次のとおりであります。
(1)日本
①当社
(冷蔵庫)
ブラストチラー&ショックフリーザーHBCシリーズのモデルチェンジを行い、製品化いたしました。業界初の扉を閉めたまま運転可能な乾燥機構及び7インチフルカラー液晶タッチパネルを採用し、従来製品と比較してお客様にとって、高機能な使い勝手のよい製品になっております。
庫内の自動洗浄機能を搭載したブラストチラー&ショックフリーザー2機種を開発し、製品化いたしました。庫内洗浄ノズルに業界初のアーム型洗浄ノズルを採用し、高い洗浄能力と業界最速の洗浄スピードを実現しました。また、業界初の時短モードを搭載し、お客様にとって、使い勝手のよい製品になっております。
(製氷機)
英国のHOSHIZAKI EUROPE LIMITEDで生産する自然冷媒採用のキューブアイスメーカーIMシリーズ2機種を開発し、製品化いたしました。従来製品と比較して、消費電力低減を実現いたしました。
英国のHOSHIZAKI EUROPE LIMITEDで生産する北米向けキューブアイスメーカーのモデルチェンジを行い、製品化いたしました。高効率圧縮機の採用及び冷凍回路の見直しにより、米国省エネ規制(DOE2018基準)への適合を実現いたしました。
中国の星崎電機(蘇州)有限公司で生産する北米向けクレセントアイスメーカーKMシリーズ7機種のモデルチェンジを行い、製品化いたしました。高効率エバポレータの採用及び冷凍回路の見直しにより、米国省エネ規制(DOE2018基準)への適合を実現いたしました。
中国の星崎電機(蘇州)有限公司で生産する新氷形状のロンビックアイスメーカーSRMシリーズ4機種を開発し、製品化いたしました。新ブランドICE MATEのシリーズ拡大により、中国の中価格帯市場向けのシェア拡大を図ります。
(ディスペンサ)
床置きタイプの炭酸水ディスペンサDS、DLCシリーズのモデルチェンジを行い、製品化いたしました。新型注出バルブを自社開発し、業界トップの高炭酸ガスボリュームと、お客様の使い勝手のよさを実現いたしました。
中国の星崎電機(蘇州)有限公司で生産する中国向け生ビールディスペンサを開発し、製品化いたしました。中国市場の価格競争に対応するため、部品の共通化と現地調達部品を積極的に採用いたしました。
(ショーケース)
庫内LED照明を搭載した、米国省エネ規制(DOE2017基準)に適合の北米向け冷蔵ネタケースHNCシリーズを開発し、製品化いたしました。庫内LED照明の搭載により、庫内の視認性の向上を実現いたしました。
(その他)
シリーズ拡大のため、ガス式スチームコンベクションオーブンを開発し、製品化いたしました。1/1ホテルパン対応製品としては、国内初のガス量可変制御を採用し、よりきめ細やかな調理方法への対応を実現いたしました。
1タンクラックコンベアタイプの食器洗浄機のモデルチェンジを行い、製品化いたしました。排水熱回収装置及び洗浄室外装の二重パネル断熱構造の採用により、業界トップの低ランニングコストを更に削減いたしました。
電解水生成装置ROXシリーズ3機種のモデルチェンジを行い、製品化いたしました。業界初の電解水の性能低下をお知らせする機能を搭載し、お客様が確実に高性能な電解水を使用することが出来るようにいたしました。
微酸性電解水生成装置を開発し、製品化いたしました。電解液に希塩酸食塩水を使用することにより、食品添加物範囲(PH5.0~6.5)で高有効塩素濃度の微酸性電解水の生成を実現いたしました。
プレハブ用不燃断熱パネルを開発し、製品化いたしました。ノンフロン発泡剤及びRoHS指令適合材料の採用により、環境にやさしい製品を実現いたしました。
新しい市場開拓のため、ベーカリー業態向けのドウコンディショナーを開発し、製品化いたしました。業界初のインバータ圧縮機、噴射粒子の小さいスプレーノズル及び真空ガラス扉の採用により、ムラの少ない湿度・温度制御を実現いたしました。
②株式会社ネスター
特定顧客向けコンベアトースターを開発しました。従来機に比べ焼成能力を大幅に高め、操作性や安全性も向上させました。
リモートコンデンサタイプの冷水チラーのモデルチェンジを行いました。冷凍回路や部品の見直しにより冷却能力や静音性を向上させました。
(2)米州
①HOSHIZAKI AMERICA,INC.
(製氷機)
クレセントアイスメーカーKMシリーズ4機種のモデルチェンジを行い、製品化いたしました。高効率エバポレータの採用及び冷凍回路の見直しにより、米国省エネ規制(DOE2018基準)への適合を実現いたしました。
フレークアイスメーカーのモデルチェンジを行い、製品化いたしました。低GWP冷媒の採用により、米国冷媒規制(SNAP規制)への適合を実現いたしました。
(冷蔵庫)
テーブル形冷蔵庫のシリーズの充実を図るため、リヤマウントタイプ8機種を開発し、製品化いたしました。
②LANCER CORPORATION
(ディスペンサ)
複数の電圧に対応したグローバル展開が可能な、大手コンビニエンスストア向け卓上タイプの飲料ディスペンサFS22 Internationalを開発し、製品化いたしました。
2種類の氷の注出に対応可能な、炭酸水ディスペンサ44 Sensationを開発し、製品化いたしました。
③Jackson WWS,Inc.
(食器洗浄機)
米国の省エネ基準であるEnergy Starに適合した、排熱回収機能を搭載したアンダーカウンタータイプの洗浄機DishStar HT-ECを開発し、製品化いたしました。
リンス時に洗剤を必要としないグラス洗浄機Delta HT-Eを開発し、製品化いたしました。
(3)欧州・アジア
①GRAM COMMERCIAL A/S
(冷蔵庫)
Medical向け超低温冷蔵庫2機種を開発し、製品化いたしました。
②Western Refrigeration Private Limited
(ショーケース)
冷凍ショーケースSRF350を開発し、製品化いたしました。
大手菓子メーカー向けのチョコレートクーラーCT60を開発し、製品化いたしました。
(冷蔵庫)
冷蔵庫6機種を開発し、シリーズ追加いたしました。
なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は40億円となっており、セグメントごとの研究開発費は、日本は29億29百万円、米州は9億59百万円、欧州・アジアは1億11百万円となっております。当社グループにおける研究開発部門に所属する従業員は、合計455名となっており、セグメントごとの研究開発活動は次のとおりであります。
(1)日本
①当社
(冷蔵庫)
ブラストチラー&ショックフリーザーHBCシリーズのモデルチェンジを行い、製品化いたしました。業界初の扉を閉めたまま運転可能な乾燥機構及び7インチフルカラー液晶タッチパネルを採用し、従来製品と比較してお客様にとって、高機能な使い勝手のよい製品になっております。
庫内の自動洗浄機能を搭載したブラストチラー&ショックフリーザー2機種を開発し、製品化いたしました。庫内洗浄ノズルに業界初のアーム型洗浄ノズルを採用し、高い洗浄能力と業界最速の洗浄スピードを実現しました。また、業界初の時短モードを搭載し、お客様にとって、使い勝手のよい製品になっております。
(製氷機)
英国のHOSHIZAKI EUROPE LIMITEDで生産する自然冷媒採用のキューブアイスメーカーIMシリーズ2機種を開発し、製品化いたしました。従来製品と比較して、消費電力低減を実現いたしました。
英国のHOSHIZAKI EUROPE LIMITEDで生産する北米向けキューブアイスメーカーのモデルチェンジを行い、製品化いたしました。高効率圧縮機の採用及び冷凍回路の見直しにより、米国省エネ規制(DOE2018基準)への適合を実現いたしました。
中国の星崎電機(蘇州)有限公司で生産する北米向けクレセントアイスメーカーKMシリーズ7機種のモデルチェンジを行い、製品化いたしました。高効率エバポレータの採用及び冷凍回路の見直しにより、米国省エネ規制(DOE2018基準)への適合を実現いたしました。
中国の星崎電機(蘇州)有限公司で生産する新氷形状のロンビックアイスメーカーSRMシリーズ4機種を開発し、製品化いたしました。新ブランドICE MATEのシリーズ拡大により、中国の中価格帯市場向けのシェア拡大を図ります。
(ディスペンサ)
床置きタイプの炭酸水ディスペンサDS、DLCシリーズのモデルチェンジを行い、製品化いたしました。新型注出バルブを自社開発し、業界トップの高炭酸ガスボリュームと、お客様の使い勝手のよさを実現いたしました。
中国の星崎電機(蘇州)有限公司で生産する中国向け生ビールディスペンサを開発し、製品化いたしました。中国市場の価格競争に対応するため、部品の共通化と現地調達部品を積極的に採用いたしました。
(ショーケース)
庫内LED照明を搭載した、米国省エネ規制(DOE2017基準)に適合の北米向け冷蔵ネタケースHNCシリーズを開発し、製品化いたしました。庫内LED照明の搭載により、庫内の視認性の向上を実現いたしました。
(その他)
シリーズ拡大のため、ガス式スチームコンベクションオーブンを開発し、製品化いたしました。1/1ホテルパン対応製品としては、国内初のガス量可変制御を採用し、よりきめ細やかな調理方法への対応を実現いたしました。
1タンクラックコンベアタイプの食器洗浄機のモデルチェンジを行い、製品化いたしました。排水熱回収装置及び洗浄室外装の二重パネル断熱構造の採用により、業界トップの低ランニングコストを更に削減いたしました。
電解水生成装置ROXシリーズ3機種のモデルチェンジを行い、製品化いたしました。業界初の電解水の性能低下をお知らせする機能を搭載し、お客様が確実に高性能な電解水を使用することが出来るようにいたしました。
微酸性電解水生成装置を開発し、製品化いたしました。電解液に希塩酸食塩水を使用することにより、食品添加物範囲(PH5.0~6.5)で高有効塩素濃度の微酸性電解水の生成を実現いたしました。
プレハブ用不燃断熱パネルを開発し、製品化いたしました。ノンフロン発泡剤及びRoHS指令適合材料の採用により、環境にやさしい製品を実現いたしました。
新しい市場開拓のため、ベーカリー業態向けのドウコンディショナーを開発し、製品化いたしました。業界初のインバータ圧縮機、噴射粒子の小さいスプレーノズル及び真空ガラス扉の採用により、ムラの少ない湿度・温度制御を実現いたしました。
②株式会社ネスター
特定顧客向けコンベアトースターを開発しました。従来機に比べ焼成能力を大幅に高め、操作性や安全性も向上させました。
リモートコンデンサタイプの冷水チラーのモデルチェンジを行いました。冷凍回路や部品の見直しにより冷却能力や静音性を向上させました。
(2)米州
①HOSHIZAKI AMERICA,INC.
(製氷機)
クレセントアイスメーカーKMシリーズ4機種のモデルチェンジを行い、製品化いたしました。高効率エバポレータの採用及び冷凍回路の見直しにより、米国省エネ規制(DOE2018基準)への適合を実現いたしました。
フレークアイスメーカーのモデルチェンジを行い、製品化いたしました。低GWP冷媒の採用により、米国冷媒規制(SNAP規制)への適合を実現いたしました。
(冷蔵庫)
テーブル形冷蔵庫のシリーズの充実を図るため、リヤマウントタイプ8機種を開発し、製品化いたしました。
②LANCER CORPORATION
(ディスペンサ)
複数の電圧に対応したグローバル展開が可能な、大手コンビニエンスストア向け卓上タイプの飲料ディスペンサFS22 Internationalを開発し、製品化いたしました。
2種類の氷の注出に対応可能な、炭酸水ディスペンサ44 Sensationを開発し、製品化いたしました。
③Jackson WWS,Inc.
(食器洗浄機)
米国の省エネ基準であるEnergy Starに適合した、排熱回収機能を搭載したアンダーカウンタータイプの洗浄機DishStar HT-ECを開発し、製品化いたしました。
リンス時に洗剤を必要としないグラス洗浄機Delta HT-Eを開発し、製品化いたしました。
(3)欧州・アジア
①GRAM COMMERCIAL A/S
(冷蔵庫)
Medical向け超低温冷蔵庫2機種を開発し、製品化いたしました。
②Western Refrigeration Private Limited
(ショーケース)
冷凍ショーケースSRF350を開発し、製品化いたしました。
大手菓子メーカー向けのチョコレートクーラーCT60を開発し、製品化いたしました。
(冷蔵庫)
冷蔵庫6機種を開発し、シリーズ追加いたしました。
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