シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D9K8

有価証券報告書抜粋 兼松エンジニアリング株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社における研究開発活動は、「社会のニーズに応ずるため、技術の錬磨と研究開発に努力します。」という当社の経営理念に基づき、環境整備機器業界に関する情報を幅広く収集・分析し、顧客ニーズに応じた製品の研究開発を行うことを基本方針としております。
当事業年度における研究開発費の総額は96百万円であり、主な目的、課題、成果及び費用は、次のとおりであります。なお、当社は、環境整備機器関連事業並びにこれらの付帯業務の単一事業であるため、セグメントごとに記載しておりません。

(1) マイクロ波抽出装置の研究開発

前事業年度と同様に、マイクロ波を用いた抽出装置は、さまざまな食品素材やバイオマスから有用成分の抽出を行い、抽出データを装置の制御プログラムに組み込むことで、抽出対象物の多様化を進めることができました。
また、前事業年度に製品化し、高知県内の柚子加工業者へ納入した連続処理式マイクロ波抽出装置は、製造現場での稼働データ収集分析による制御プログラムの改良を通じて、柚子精油の抽出性能を飛躍的に向上させ、装置の高性能化を進めることができました。また、高知県と共同で進めておりました乾燥した柚子抽出残渣の2次利用は、装置の納入後、畜産農家による配合飼料化の実証試験を経て、現在、「ゆず豚」等のブランド化がはじまっております。
翌事業年度も継続して、装置の多機能化・高性能化の研究開発を進めてまいります。
なお、当事業年度に係る研究開発費は、72百万円であります。

(2) サイクロン高性能化の研究

強力吸引作業車における粉体の吸引作業において、粉体は強力吸引作業車に搭載されているサイクロンとフィルターで集塵されますが、フィルターの目詰まりによる吸引性能の低下や、フィルター清掃に時間を要する等の問題があり、フィルターの上流側に設けられているサイクロンでの粉体の集塵効率の向上が求められています。
当事業年度は、前事業年度において強力吸引作業車へ搭載・製品化した吸引風量40㎥/minクラスの高性能サイクロンシステムに続き、大風量である吸引風量80㎥/minクラスの高性能サイクロンシステムの研究開発に取り組み、完成させることができました。
サイクロン高性能化の研究は、当事業年度をもちまして完了いたしました。
なお、当事業年度に係る研究開発費は、16百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01721] S100D9K8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。