有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CNT9
ナブテスコ株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年12月期)
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針及び見積りは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 注記3.重要な会計方針」に記載のとおりです。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
① 売上高
当社グループの当連結会計年度における売上高は、前期比15.3%増加し282,422百万円となりました。これは旺盛な産業用ロボット需要、好調な中国の建設機械需要、自動ドアの国内販売会社の連結子会社化等によるものです。
セグメント別の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 前期比(%) | |
(2016年12月期) | (2017年12月期) | ||
コンポーネントソリューション事業 | 82,473 | 113,885 | 38.1 |
トランスポートソリューション事業 | 81,426 | 79,134 | △2.8 |
アクセシビリティソリューション事業 | 64,634 | 72,374 | 12.0 |
その他 | 16,435 | 17,029 | 3.6 |
合計 | 244,968 | 282,422 | 15.3 |
② 営業利益
営業利益は、前期比13.4%増加し29,468百万円となりました。売上高営業利益率は10.4%となりました。
セグメント別の内訳は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 前期比(%) | |
(2016年12月期) | (2017年12月期) | ||
コンポーネントソリューション事業 | 11,231 | 20,432 | 81.9 |
トランスポートソリューション事業 | 13,269 | 8,383 | △36.8 |
アクセシビリティソリューション事業 | 5,087 | 5,168 | 1.6 |
その他 | 1,507 | 1,983 | 31.6 |
全社又は消去 | △5,112 | △6,498 | - |
合計 | 25,982 | 29,468 | 13.4 |
③ 税引前当期利益
金融収益は632百万円、金融費用は109百万円、持分法による投資利益は前期比375.2%増加し4,915百万円となり、その結果、税引前当期利益は34,907百万円と前期比30.4%増加となりました。
④ 親会社の所有者に帰属する当期利益
以上の結果、法人所得税費用8,338百万円及び非支配持分に帰属する当期利益1,423百万円を差引いた親会社の所有者に帰属する当期利益は、25,146百万円と前期比35.1%増加となりました。
また、基本的1株当たり当期利益は前期比53.21円増加し、203.85円、親会社所有者帰属持分利益率は15.9%となりました。
(3) 財政状態の分析
当社グループは、各事業の収益力を高めるとともに、棚卸資産の削減等を進め、加えてグループ資金の集中管理(キャッシュプールシステム)により資金効率を高めるなど、使用資本の圧縮と有効活用を進めています。
① 資産
当連結会計年度末の流動資産は165,695百万円、非流動資産は135,863百万円であり、その結果、資産合計は301,557百万円と前連結会計年度末比44,584百万円の増加となりました。主な増加要因は、営業債権の増加11,305百万円、棚卸資産の増加7,594百万円、有形固定資産の増加7,545百万円、及びのれんの増加6,949百万円です。
② 負債
当連結会計年度末の流動負債は96,934百万円、非流動負債は27,621百万円であり、その結果、負債合計は124,556百万円と前連結会計年度末比23,486百万円の増加となりました。主な増加要因は、社債及び借入金の増加10,772百万円、及び営業債務の増加9,069百万円です。
③ 資本
当連結会計年度末の資本合計は177,002百万円となりました。親会社の所有者に帰属する持分合計は167,537百万円と前連結会計年度末比19,607百万円の増加となりました。主な増加要因は、親会社の所有者に帰属する当期利益25,146百万円に伴う利益剰余金の増加です。一方、主な減少要因は、配当による利益剰余金の減少7,452百万円です。
以上の結果、親会社の所有者に帰属する持分比率は55.6%となり、1株当たり親会社所有者帰属持分は1,355.72円となりました。
(4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金状況は、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。
当連結会計年度末の社債及び借入金の残高は27,721百万円と前期比10,772百万円の増加となりました。これは主に短期借入金の増加によるものです。
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 事業等のリスク
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01726] S100CNT9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。