有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DCUI
東亜ディーケーケー株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)
当社グループは開発研究センターをグループ全体の技術中枢として位置付け新たな計測技術の研究と独創的な製品の開発に取り組み、新商品を市場へ提供しております。
同センターにはお客様が実際に使用されておられる環境大気測定用コンテナ局舎やバッテリーバックアップ付き水道水用水質自動測定装置(屋外キュービクル)等の施設が設置されており新製品の紹介・展示、技術サービスのトレーニング等を行うと共に、世界各国からの視察団やJICA等の国内外の政府機関からの見学者や研修者を受け入れる施設も設備しており多種多様な活動を展開しております。
さらに2017年10月には、同センター敷地内に医療関連での事業拡大にむけた臨床医療用関連機器の開発と製造設備を持つ医療関連機器生産棟を完成し運用を開始しました。
開発技術本部では基礎研究と製品開発を合わせ行う技術頭脳集団として、国際競争力を強化し、知的財産権の取得強化、国際認証取得、開発スピードアップ、品質改革、新規技術の獲得と実用化、さらに環境負荷の少ない製品を開発することを心がけております。また、継続して進めている製品のモデルチェンジはデザインや操作方法などの共通化を推進することでシリーズ化を図ると共に当社のブランドイメージの向上にも繋がるように省資源・省電力のコストパフォーマンスと使い易さに重点を置いた製品の開発に配慮しております。
なお、当連結会計年度の研究開発費532百万円は全て計測機器事業であります。
(1) 環境・プロセス分析機器分野
この分野は主として基本プロセス計測器、環境用大気測定装置、煙道排ガス用分析計、ボイラー水用分析装置、上下水道用分析計、環境用水質分析計、石油用分析計等を扱っており、プラントでの運転管理や品質管理、工場からの放流水や排ガス等の監視などの「生産管理用プロセス計測器」や「環境保全用計測器」の開発と改良を行っております。プロセス計測器では「電気伝導率計」が「本質安全防爆Ex2008」に合格し販売を開始しました。主要計器の本質安全防爆取得は今後も継続して行ってまいります。
大気測定装置・排ガス用分析計では「PM2.5測定装置」は中国での取得に続き韓国でも国家認証を取得し販売を開始いたしました。引き続きVOC測定装置、各種大気測定装置の中国、韓国市場からの多様な技術的要望等に対応してまいります。
水質分析計では国内上下水道市場向けに「蛍光モニター」及び「排水用無試薬残留塩素計」が完成し販売を開始しました。海外市場の特殊性に合わせた環境用水質分析計の開発も継続して行っております。
(2) 科学分析機器分野
この分野は主としてラボ用分析機器、ポータブル分析計、医療関連機器などを対象として測定ニーズの多様化に合わせた商品展開を行っています。ポータブル用分析機器では「WQC30ポータブル多項目水質計」の販売を開始いたしました。その他のラボ用分析機器についても環境に配慮した設計による国際認証取得も含めた製品開発を進め更なる機能と性能の向上を図ります。
医療関連機器では従来製品に比べて高感度、短時間測定が可能な透析液向けの生物発光式の「エンドトキシン計」の販売を開始いたしました。その他の医療関連機器の開発も順調に進行しております。
(3) 産業用ガス検知警報器分野
この分野は、主に半導体製造関連と一般化学工業で使用される毒性ガス等の検知器を対象とし商品展開を行っております。台湾向け機器の防爆認証は本質安全防爆での認証を取得し販売を開始しました。今後も顧客ニーズを的確に把握し製品開発を進めてまいります。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01798] S100DCUI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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