岡谷電機産業株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)

当連結会計年度におきましては、当社グループのさらなる市場拡大を目指して技術開発、商品開発を実施いたしました。
セグメント別の取り組みにつきましては、次のとおりであります。

ノイズ対策製品
ノイズサプレッションキャパシタは市場の要求に応え、厳しい環境下で使用可能な高信頼性製品(高温・高湿対応、保安機能付)の開発を進めてまいりました。
ノイズフィルタにつきましては、大型設備用電源向け及び医療機器向けの新型モデルを商品化しました。また、高周波ノイズフィルタでは、高電圧対応品の商品化を行いました。

サージ対策製品
通信・信号回線用モデルのラインアップ強化として、絶縁型LAN用SPD(サージ対策機器)及び高耐量SPDの開発を進めてまいりました。
併せてSPDC(サージ対策部品)の新型モデルの開発を進めてまいりました。

表示・照明製品
公共設備及びビル設備向け照明機器のラインアップ拡充を図りました。

センサ製品
産業機器向けエンコーダ用素子の小型化・薄型化を推進しました。また、金融機器向けでは、過酷な使用環境に耐え高信頼性製品の開発を進めてまいりました。

これらの結果、及び当社の従業員による不正行為による過年度における過大計上分を減額したことにより、当連結会計年度の研究開発費は1億55百万円となりました。なお、当連結会計年度に実施した研究開発費は、各事業に共通する部分が多く、セグメント別に明確な関連付けができないため、セグメント別の記載は行っておりません。