シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DHZ0

有価証券報告書抜粋 西部電機株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループは、「超精密とメカトロメーション」に直結する、オンリーワン製品・システムの開発に注力しております。当連結会計年度の技術開発の主なものは次のとおりであります。
研究開発は、各セグメント毎で行われており、研究開発スタッフは30名で、これは総従業員の6.2%にあたります。
当連結会計年度における研究開発費は、6億9千1百万円であり、各セグメントにおける研究開発の成果と研究開発費は次のとおりであります。

(搬送機械事業)
搬送機械関係では、大小様々なケースをパレットやカゴ車へ効率良く積み付ける作業を完全自動化した「多品種混載パレタイズロボットシステム」を開発しました。このシステムは、3Dビジョンでコンベヤ上のケースとパレット上の積付状態をそれぞれ自動認識し、知能ロボットがティーチングレスで最適軌道を自動計算しながらパレット上に積付けていくシステムです。従来のマテハン機器と、ロボットやIoT、AI等の最先端技術をインテグレートしたシステムを提案することで、物流の自動化を実現してまいります。
当事業における当連結会計年度の研究開発費は1億3千9百万円であります。

(産業機械事業)
産業機械関係では、大型チェーン式ゲート開閉装置(160トン、90トン、70トン)を開発し、それぞれ東北・関東地域に向けて納入致しました。中でも160トンのチェーン式ゲート開閉装置は国内初となります。80トンを超えるものについては、動滑車式を採用し、予備動力としてディーゼルエンジンで駆動する特殊仕様にも対応致しました。納入に際しては、社屋内設備において実負荷での開閉操作及び自重降下試験等を行い、チェーンの特殊な収納駆動についても確認を行いました。今後も大型チェーン式ゲート開閉装置の受注が見込まれており(一部受注済)、次の受注へ向けて取り組んでまいります。
当事業における当連結会計年度の研究開発費は2億9千5百万円であります。

(精密機械事業)
精密機械関係では、油仕様超精密ワイヤ放電加工機「M25LP」を性能アップさせ、電気自動車(EV)で使用される高効率モータコア金型製作に威力を発揮するφ220の真円加工精度0.79μmを実現しました。今後、ますます需要が見込まれる高精密加工分野から注目されています。また、超精密自由形状研削加工機「SFG-28」のサイズアップ機種として、6インチ仕様の「SFG-35」を新たに開発しました。自動車部品の冷間鍛造金型やプレス金型等は、超硬の金型部分がダイス鋼の中央に埋め込まれた形で加工する必要があるため、最大チャック径φ150mm×長さ150mm最大加工長さ100mmが可能な仕様としました。加工精度は「SFG-28」同等の精度で、L/D(砥石付き出し長さ/砥石シャンク径)=10での加工が可能です。型彫り放電加工+磨き工法に代わる高精度な加工方法として、注目されています。
当事業における当連結会計年度の研究開発費は2億5千6百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01930] S100DHZ0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。