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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D7IA

有価証券報告書抜粋 株式会社アバールデータ 研究開発活動 (2018年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社グループでは、常に産業基盤の構築を支援するため、A’VALue+(お客様に“価値(Value)”を提供して“信頼”を獲得する。)の追求を基本理念とし、自社製品の開発の根源となるコアテクノロジーの活用、顧客ニーズに対応した自社製品より培った既存テクノロジーをベースとする製品開発、さらには、開発から生産までの一貫した生産技術の蓄積など、積極的な研究開発活動を行っております。現在、当社グループの研究開発は独自に行うとともに、グループ内外と密接な協力・技術交流を行い、効率的な研究開発活動を行っております。また、当連結会計年度においても、製品開発だけではなく、地球環境に配慮し、EUの「RoHS(Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical and electronic equipment:電機電子機器に含まれる特定有害物質使用制限指令)」対応を継続的に進めております。
当社は、第2四半期において、中長期的な見地に立ち、当社グループの機能の見直しと資本の再構築を行い、株主価値の最大化を実現するため、継続的な利益の確保及び資本効率の更なる向上を目指し、子会社である株式会社アバール長崎の株式の過半を当社の業務・資本提携先であります東京エレクトロン デバイス株式会社に譲渡し、株式会社アバール長崎は当社の連結対象から除外しております。
当連結会計年度における当社グループの研究開発費は、604百万円を投入しております。
また、報告セグメント別の研究開発費は、受託製品 277百万円、自社製品 326百万円であります。
なお、当連結会計年度における各品目別の研究開発の状況は次のとおりであります。

〔組込みモジュール〕
高性能MPUモジュールとして、産業機器分野での採用が広く定着した高速汎用バスでありますCompact PCIバスモジュール開発の他、今後のインターコネクト(装置、デバイス間インターフェース)で重要なテクノロジーとなる高速シリアル汎用バスのPCI Expressに注力した開発及び関連OS(Operating System)のソフトウェア開発を行っております。
また、高速アナログモジュールとして、産業機器分野や医療機器分野等の計測や測定で必要とされている、より高速性を追求したアナログ-デジタル変換モジュールの開発を進めております。
当連結会計年度は、Dual CPUモジュール(Dual COMe)による高速分散処理可能な「ASB-2600」の開発に着手いたしました。アナログモジュール製品としては、500Mhzで最大4chサンプリングが可能な「APX-5000/ADF-5056」の開発に着手いたしました。IP関連としましては、既存コアIPのさらなる高速化並びに、対応デバイスの拡充を順次進めております。
また、新規分野としてメモリズムプロセッサ技術を持つ株式会社エイ・オー・テクノロジーズ社と協業し、高速検索が可能な製品の開発を進めております。
ソフトウェア関連といたしましては、上記開発製品へのWindows、Linux、VxWorks等、各種OS対応のドライバ開発を継続的に進めております。
なお、当該品目における研究開発に要した金額は、200百万円であります。

〔画像処理モジュール〕
外観検査装置、測定機器や各種製造装置等の産業用機械に視覚機能を持たせるための機能モジュールである、画像処理モジュール、近赤外線カメラ及び関連ソフトウェアの開発を行っております。
当連結会計年度は、三次元計測技術の進化に向け継続的な技術開発を実施しており、三次元計測処理をFPGA化した「APX-3327-LS」による高速処理システムの開発や画像フィルタ処理、キャリブレーション処理等の開発を行っております。カメラ関連では、近赤外線カメラであるABA/ABLシリーズの拡充の他、ハイパースペクトルカメラの開発を完了し、販売を開始しました。本カメラは新分野への進出に向けた戦略的重要ファクターとなります。
画像入力モジュールにつきましても多チャンネル化やPCI Expressバス高速化に対応した製品を多数開発いたしました。
ソフトウェア関連といたしましては、新規開発製品のWindowsへの対応が完了し、Linuxへの対応を順次いたしております。併せて、画像ライブラリーの開発を継続的に進めております。
なお、当該品目における研究開発に要した金額は、300百万円であります。

〔計測通信機器〕
光ファイバーケーブルを使用した高速シリアルネットワーク用の高速通信モジュール「GiGA CHANNEL」シリーズに加え「GiGA CONNECTION」シリーズを発表しました。また、ITの成長と共に発展しているCTI(Computer Telephony Integration)に関連したシステム、高度通信機能を搭載した双方向エネルギー変換装置「Smart Power」シリーズ、及び各種モジュール等の開発に注力いたしました。
当連結会計年度は、「GiGA」プロダクトの80Gbpsでの通信可能な「APX-7402」をベースとした受託開発案件を複数受託するとともに、さらなる高速化に向けて研究開発を進めております。
CTIシリーズ製品では、IP電話規格への対応/シリーズ化を継続的に進めております。ラック監視装置(RMSシリーズ)では、更なるユーザーニーズに応える為、シリーズ拡張を継続的に進めております。成果としては、1装置で複数種の監視を可能とする統合監視装置の開発を進めるとともに、同技術を応用した監視・制御装置を受託し、開発を行いました。スマートエネルギー関連では、系統連係の機能強化及びエネルギーシステム全体を統合管理する基幹ユニットの開発と大容量化対応を継続的に進めております。
なお、当該品目における研究開発に要した金額は、103百万円であります。
(※CTI関連製品、双方向エネルギー変換装置関連製品は株式会社アバール長崎の製品となります。)

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01993] S100D7IA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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