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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DFEK

有価証券報告書抜粋 菊水ホールディングス株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等


当社グループは、電気計測器等の製造、販売を行っているものであり、セグメントは単一であります。したがいまして、セグメントごとに研究開発活動の状況及び研究開発費の金額を示すことはしておりません。
また、当社グループにおける研究開発活動は、主に当社が行っております。
その当社における研究開発活動は、以下のとおりであります。

当連結会計年度は当社の中期経営計画の三年目となり、当連結会計年度の研究開発活動は、その中期経営計画の基本方針である「グローバル」「ソリューション」「事業領域拡大」に基づき取り組んでまいりました。グローバル化の推進といたしましては世界で戦える製品開発を、ソリューションビジネスの展開においては電源及び電池まわりの計測ソリューション提案を、事業領域拡大といたしましてはEV(電気自動車)インフラ市場、次世代エネルギー市場へ向けての製品開発を、それぞれ積極的に推進してまいりました。
なお、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 a 経営成績」における営業品目の製品群別の研究開発活動は、次のとおりであります。

《電子計測器群》
安全関連試験器においては、海外市場要求に応えるべく各種試験に一台で対応でき、かつ、最先端部材・デバイス評価用として部分放電測定機能も搭載した、電気安全規格試験マルチアナライザの開発を進めてまいりました。また、近年増産が続いている車載用二次電池市場へ向けた二次電池インピーダンスメータを開発し、一部特定顧客へは販売いたしました。

《電源機器群》
グローバル化のための世界で戦える製品開発の一環として、交流電源装置では、EMC(電磁的両立性)試験サイト、冷凍/空調機器評価、EV/PHV車両評価等の市場へ向け、電力密度が世界最高レベルで、一部モデルでは電流の双方向動作が可能な多機能・大容量交流電源を開発してまいりました。また、コンパクト交流電源のPCR-Mシリーズの最大出力電圧を310Vに拡張し、LXI対応のLANを装備したPCR-MAシリーズを開発し、販売いたしました。
電子負荷装置では、EV車載機器やOCP(オープンコンピュートプロジェクト)・HVDC(高電圧直流給電)に代表されるようなサーバー用DC高電圧給電用装置の試験用途として、空冷型大容量電子負荷装置としては世界最高レベルの電力密度の大容量高電圧電子負荷装置を開発いたしました。
直流電源装置では、EVや太陽光発電システムの高電圧化に対応するため1000V/1500Vの大容量直流電源を開発いたしました。さらに通信インターフェースを標準で内蔵し、内部抵抗可変機能により電池の簡単な模擬もできるベンチトップ電源も開発し、販売いたしました。
事業領域拡大への取り組みといたしましては、次世代エネルギー市場向けに関して、計測とエレクトロニクスの複眼思考での強みを生かし、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)機器や蓄電池パワーコンディショナに使用される高効率双方向電源ユニットを開発し、販売いたしました。
ソリューション事業への取り組みといたしましては、EV/PHEVに適用されるEMC試験要求であるR10に対応した各種試験装置を開発し、販売いたしました。

これらの研究開発費の総額は、11億6千4百万円、売上高比率14.6%であります。
なお、電子計測器、電源機器等の研究開発活動において使用する研究開発用設備、研究開発用部品及び試作設計作業等に共通性が高いため、それぞれの製品群別に研究開発費を示すことはしておりません。
また、現在当社が所有する工業所有権の総数は、66件であります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02004] S100DFEK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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