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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D9JW

有価証券報告書抜粋 三菱ロジスネクスト株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当連結会計年度の研究開発活動は、中期経営計画「Perfect Integration 2020」を見据えて、当社技術本部の持つ強みを最大限活かしつつ、海外開発拠点とも密接な連携を取って新製品の市場投入を計画のとおり達成しました。セグメント別の主な研究開発活動は次のとおりであります。

〔国内事業〕
(フォークリフト・特搬車両部門)
2014年に一部改正された『特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律』に適合した6~23トン車までの中大型エンジンフォークリフト、リーチスタッカー、ショベルローダーなどの5機種をモデルチェンジし、販売を開始しました。いずれの機種も環境対応新型エンジンを搭載し、パワーを維持しながらも燃料消費量の低減を実現しました。中でも新たに追加設定した中型エンジンフォークリフトの低燃費モデルについては、従来モデルに対して約20%の大幅な燃料消費量の低減を実現しました。
また、安全作業をサポートするため、車両各部に搭載したカメラの映像をリアルタイムに処理し、真上から車両を見ているような映像として運転席のモニターに表示する『グッドビューア(商品名)』を新たに設定(中型エンジンフォークリフト:オプション、大型エンジンフォークリフト:標準)しました。

(物流システム部門)
車体の向きを変えずに前・左右3方向の荷役可能な無人フォークリフト「ラックフォークオート」をフルモデルチェンジし2017年10月より販売を開始しました。Lヘッドのシフト、ローテートの電動化により連動動作の安定化と約43%の省エネルギーを実現(弊社従来モデル比)。
また荷役速度アップとリフト/走行、走行/アウトリガの同時動作を採り入れ、サイクルタイムを約5%短縮(同)しました。警告表示灯には多色LEDを採用して車両状態により表示色を変え車両状況を認識し易くしました。

〔海外事業〕
(フォークリフト部門)
低消費電力と快適性を極限にまで追及した小型バッテリーフォークリフトをモデルチェンジし、欧州にて販売を開始しました。このモデルチェンジでは、ステアバイワイヤ技術によるステアリング待機電流消費の削減、ブレーキバイワイヤ技術による回生ブレーキ効率の向上、荷役油圧の高圧化による損失の低減、走行モータの高効率化といった多くの最新技術を採用することで、クラストップの低消費電力を達成しました。また、オーバーヘッドガード形状の最適化や広い足元スペースの確保などによる居住性の向上と合わせて、マスト配管レイアウトの最適化やインストパネルの透明化と低位置化などによる視認性の向上といった、クラストップの快適性も実現しました。
今回開発したバッテリーフォークリフトは、上記のような省エネ性能・操作性能・スタイリング性能などが高く評価され、欧州のデザイン賞として有名な“Red Dot Design Award”を受賞しました。

なお、当連結会計年度中の研究開発費のセグメント別金額は、国内事業32億8千4百万円及び海外事業17億9千
7百万円、合計50億8千1百万円であります。
記載金額には消費税等は含まれておりません。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02136] S100D9JW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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