有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100EWLL
株式会社ハイレックスコーポレーション 研究開発活動 (2018年10月期)
当社グループは、エンジニアリング会社としてさらに研究開発体制の強化拡充を図り、環境、安全をキーワードに多様なユーザーニーズに対応し、自動車分野のみならず医療・住宅関連機器等の非自動車分野に永年にわたって培った技術を応用すべく活動しております。
当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発は、主に日本、北米、中国、アジア、欧州の研究開発拠点において、新素材、新技術、新製品の開発を中心に行っております。なお、当連結会計年度における研究開発費は、総額で43億1千7百万円であります。
ア.日本
日本の研究、製品開発におきましては、当社の研究開発グループ、システム設計グループ、ウインドレギュレータ設計グループ、ケーブル設計グループ、宇都宮技術センターが担当し、自動車関連、産業機器及び住宅関連機器の新素材、新技術、新製品の開発を中心に行っております。医療関連機器におきましては、医療機器事業部が担当し、同様の開発を行っております。
ケーブルに関する基礎技術開発としましては、今後益々高まる自動車の軽量化ニーズに対応すべく、細径・軽量化のコントロールケーブルの開発に取り組んでおります。
さらに、フューエルリッドの開閉装置など、コントロールケーブルとアクチュエータをコラボさせた新商品の開発にも取り組んでおります。
また、炭素繊維材と撚線技術を組み合せ、柔軟で軽量・高強度・耐食性等の特性を活かし、自動車以外の分野(住設・海洋)にも活かせる特長を持った炭素繊維ロープの研究開発も継続推進しております。
ウィンドレギュレータ開発につきましては、ドアサイドガラスをより安定した姿勢で昇降させて質感を向上させる要望が多くなっております。それに対応すべくガラスを安定した姿勢で支持できるよう新構造の開発を進めております。
また長寿命のニーズに伴い防錆力が高く、高耐久の新素材開発を行っております。ドア開閉/電動パーキング/車椅子乗降補助などのシステム商品においては、小型・軽量で高出力の駆動ユニットの開発、および安全性向上と高品質な作動を実現すべく制御コントローラの開発も進めております。
さらにEV化に伴いクルマの搭載装備も電動化のニーズが高まっており、電動フューエルリッドオープナー、充電インレットロック装置などの各種アクチュエータの開発を行い市場導入を図っております。
医療機器開発におきましては、カテーテルやガイドワイヤに関しまして、エンドユーザーである医師から直接ご評価頂き、ご要望を頂いた性能を医師と共に達成する共同開発活動を行い、製品性能とラインナップの強化に取り組んでおります。海外の顧客に対しましても新製品開発を開始しており、新素材と新構造によりコントロールケーブルの「押す、引く、回す」力を伝達する特性を引き継ぎ、更なる性能向上を進めてまいります。
人工血管におきましては、販売中の製品をもとに「患者のQOLを向上させる」という基本特性を維持しつつ新たな特性を追加した他の症例でも使用可能な新製品の開発を進めております。
また、株式会社サンメディカル技術研究所において、従来品の補助人工心臓(EVAHEART)と同等性能を有しながら、重さ37%軽減・容積26%削減し小型化を実現したEVAHEART2の販売開始、また心室内への突出をなくした新型カニューレを導入いたしました。
このEVAHEART2と新型カニューレを組み合わせることにより、患者様の体への負担軽減と合併症の低減に大きな効果が期待されております。今後もより低侵襲な補助人工心臓を目指し、技術開発を進めてまいります。
日本における研究開発費は16億8千6百万円であります。
イ.北米
北米におきましては、HI-LEX CONTROLS INC.のオートモーティブセンターが担当し、主に北米の自動車関連業界の顧客を対象として、新技術、新製品の開発を行っております。
北米における研究開発費は5億9千3百万円であります。
ウ.中国
中国におきましては、重慶海徳世拉索系統集団有限公司が、主に中国の自動車関連業界の顧客を対象として、新技術、新製品の開発を行っております。
中国における研究開発費は8億6千5百万円であります。
エ.アジア
アジアにおきましては、大同ハイレックス株式会社及び大同ドア株式会社が、主に自動車関連のドアモジュール製品を中心としたシステム製品の新技術、新製品の開発を行っております。
アジアにおける研究開発費は8億4千3百万円であります。
オ.欧州
欧州におきましては、HI-LEX EUROPE GMBHが、主に欧州の自動車関連業界の顧客を対象として、新技術、新製品の開発を行っております。
欧州における研究開発費は3億2千8百万円であります。
当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発は、主に日本、北米、中国、アジア、欧州の研究開発拠点において、新素材、新技術、新製品の開発を中心に行っております。なお、当連結会計年度における研究開発費は、総額で43億1千7百万円であります。
ア.日本
日本の研究、製品開発におきましては、当社の研究開発グループ、システム設計グループ、ウインドレギュレータ設計グループ、ケーブル設計グループ、宇都宮技術センターが担当し、自動車関連、産業機器及び住宅関連機器の新素材、新技術、新製品の開発を中心に行っております。医療関連機器におきましては、医療機器事業部が担当し、同様の開発を行っております。
ケーブルに関する基礎技術開発としましては、今後益々高まる自動車の軽量化ニーズに対応すべく、細径・軽量化のコントロールケーブルの開発に取り組んでおります。
さらに、フューエルリッドの開閉装置など、コントロールケーブルとアクチュエータをコラボさせた新商品の開発にも取り組んでおります。
また、炭素繊維材と撚線技術を組み合せ、柔軟で軽量・高強度・耐食性等の特性を活かし、自動車以外の分野(住設・海洋)にも活かせる特長を持った炭素繊維ロープの研究開発も継続推進しております。
ウィンドレギュレータ開発につきましては、ドアサイドガラスをより安定した姿勢で昇降させて質感を向上させる要望が多くなっております。それに対応すべくガラスを安定した姿勢で支持できるよう新構造の開発を進めております。
また長寿命のニーズに伴い防錆力が高く、高耐久の新素材開発を行っております。ドア開閉/電動パーキング/車椅子乗降補助などのシステム商品においては、小型・軽量で高出力の駆動ユニットの開発、および安全性向上と高品質な作動を実現すべく制御コントローラの開発も進めております。
さらにEV化に伴いクルマの搭載装備も電動化のニーズが高まっており、電動フューエルリッドオープナー、充電インレットロック装置などの各種アクチュエータの開発を行い市場導入を図っております。
医療機器開発におきましては、カテーテルやガイドワイヤに関しまして、エンドユーザーである医師から直接ご評価頂き、ご要望を頂いた性能を医師と共に達成する共同開発活動を行い、製品性能とラインナップの強化に取り組んでおります。海外の顧客に対しましても新製品開発を開始しており、新素材と新構造によりコントロールケーブルの「押す、引く、回す」力を伝達する特性を引き継ぎ、更なる性能向上を進めてまいります。
人工血管におきましては、販売中の製品をもとに「患者のQOLを向上させる」という基本特性を維持しつつ新たな特性を追加した他の症例でも使用可能な新製品の開発を進めております。
また、株式会社サンメディカル技術研究所において、従来品の補助人工心臓(EVAHEART)と同等性能を有しながら、重さ37%軽減・容積26%削減し小型化を実現したEVAHEART2の販売開始、また心室内への突出をなくした新型カニューレを導入いたしました。
このEVAHEART2と新型カニューレを組み合わせることにより、患者様の体への負担軽減と合併症の低減に大きな効果が期待されております。今後もより低侵襲な補助人工心臓を目指し、技術開発を進めてまいります。
日本における研究開発費は16億8千6百万円であります。
イ.北米
北米におきましては、HI-LEX CONTROLS INC.のオートモーティブセンターが担当し、主に北米の自動車関連業界の顧客を対象として、新技術、新製品の開発を行っております。
北米における研究開発費は5億9千3百万円であります。
ウ.中国
中国におきましては、重慶海徳世拉索系統集団有限公司が、主に中国の自動車関連業界の顧客を対象として、新技術、新製品の開発を行っております。
中国における研究開発費は8億6千5百万円であります。
エ.アジア
アジアにおきましては、大同ハイレックス株式会社及び大同ドア株式会社が、主に自動車関連のドアモジュール製品を中心としたシステム製品の新技術、新製品の開発を行っております。
アジアにおける研究開発費は8億4千3百万円であります。
オ.欧州
欧州におきましては、HI-LEX EUROPE GMBHが、主に欧州の自動車関連業界の顧客を対象として、新技術、新製品の開発を行っております。
欧州における研究開発費は3億2千8百万円であります。
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