大和製衡株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)

産業機械の分野においては、定量充填機用指示計の新モデルの開発が完了し、販売を開始しました。また、パッカースケールの新モデルを開発し、展示会に出展しました。
自動機器の分野においては、組合せはかりのコンセプト機の展示会出展、モデルバリエーションの拡大、専用モデルの開発、重量選別機のアプリケーション開発を実施しました
一般機器の分野においては、デジタル上皿はかりの防水型及びランク選別機のバージョンアップモデル、組合せはかりの能力アップモデルを開発し、発売しました。また、魚用品質状態判別装置は、鮮度測定が可能となった製品を開発し、発売しました。
以上、社会的貢献を果たすため、当期は847百万円の研究開発投資と65名の開発人員で研究開発に取り組みました。
事業部門の研究開発活動を示すと次の通りであります。
・産業機械
指示計では、定量充填機用指示計の新モデルの開発が完了し、2017年9月より販売を開始しました。また、トラックスケールの無人計量に対応する指示計の開発が完了し、2018年5月より販売可能となりました。定貫計量分野では、高能力・高精度を実現したパッカースケールの新モデルを開発し、国内外の展示会に出展しました。
・自動機器
組合せはかりでは、展示会で高精度を実現するコンセプト機を展示し、大和の精度への取り組みをアピールし、さらに、インダストリアル4.0への取組についてシミュレーションしました。その他では、モデルバリエーションを拡大すると共に、アプリケーションモデルの開発を行いました。重量選別機では、市場の要求に適合するオプション開発を行いました。
・一般機器
デジタル上皿はかり関係では、防水型デジタル上皿はかりを2018年2月に発売し、定量専用機ランク選別機のバージョンアップ版を2017年8月発売しました。組合せはかりでは、組合せ能力を向上させた海外向けモデルを開発し2017年8月より受注開始、国内向けとして商品投入を片側から行えるモデルを開発し2017年10月より受注開始となりました。防爆台はかりの計量データ管理機器として防爆ロガーを2018年2月に発売しました。その他では、魚用品質状態判別装置は脂肪測定魚種の追加と合わせ鮮度測定が可能となった製品を2018年3月より発売しました。