有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CMMA
キヤノン電子株式会社 研究開発活動 (2017年12月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは競争が激化する厳しい市場環境に対応するため、現行事業の更なる拡大と、新規事業の創出を図るべく、新製品開発活動を行っております。
当連結会計年度において、一般管理費に計上している研究開発費は46億円であります。
セグメントごとの研究開発活動状況は次のとおりであります。
(1)コンポーネント
デジタルカメラ市場の縮小が続く中、セットメーカー各社は量から質への転換を図り、高機能化製品の開発を進めています。コンパクトカメラにおいては、各社高級機へのシフトを進め、スマートフォンに無い機能を訴求することで新たな需要の掘り起こしを狙っています。一方、レンズ交換式カメラにおいては、ミラーレスカメラがアジア地域だけでなく、ワールドワイドで普及してきており、高機能化、軽量化の競争が激しさを増しております。市場環境は厳しさを増しておりますが、当社はセットメーカーのカスタムニーズに的確に応えたシャッター、絞りユニットを開発し、シェア拡大に取り組んでまいりました。
このような活動の結果、当セグメントにおける研究開発費の金額は3億19百万円となりました。
(2)電子情報機器
ドキュメントスキャナーにおいては、接続するPC性能に依存しない高速で高画質なスキャンを実現した画像処理エンジン「DRプロセッサー」を新たに開発し、「DR-M260」に搭載しました。また、磁気カードスキャン、ネットワーク接続やUVインク印字の読み取り機能など、多彩なオプションを設定することで、多様なカウンター業務に一台で対応する「CR-150/120」をリリースしました。さらに、DRスキャナーをネットワークに接続する外付けアダプターをリリースし、複数の機種で有線・無線ネットワーク接続が可能となり、幅広い顧客ニーズに対応します。
ハンディターミナルにおいては、オートフォーカス対応2次元コードスキャナを装備した、グリップ型の「ST-300S」をリリースしました。バーコードの読み取り専用のレーザースキャナーモデル「ST-300L」と併せて、各種コード読み取りを行うさまざまな業務に活用することができます。また、A6サイズの感熱紙に対応した薄型・軽量モバイルプリンタの「BP-F600」をリリースし、PCやスマートデバイスよりBluetooth®やUSB接続による印刷を可能にしました。
このような活動の結果、当セグメントにおける研究開発費の金額は11億44百万円となりました。
なお、各セグメントに配分できない基礎研究に係る研究開発費の金額は31億19百万円となりました。
また、新規事業参入の一環として、これまで培ってきた高精度・高品質・低コストの製造技術を活かした超小型人工衛星の開発・製造を中心とした宇宙関連事業ビジネスの取り組みを進めています。2017年6月には自社開発・製造の超小型人工衛星「CE-SAT-Ⅰ」の打上げに成功し、運用実証も順調に進んでいます。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 有価証券報告書 抜粋メニュー
- 連結経営指標等
- 提出会社の経営指標等
- 沿革
- 事業の内容
- 関係会社の状況
- 従業員の状況
- 業績等の概要
- 生産、受注及び販売の状況
- 事業等のリスク
- 研究開発活動
- 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 株式の総数等
- 発行済株式総数、資本金等の推移
- 株価の推移
- 最近6月間の月別最高・最低株価
- 株式所有者別状況
- 役員の状況
- コーポレートガバナンス状況
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02301] S100CMMA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。