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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D8YC

有価証券報告書抜粋 フクダ電子株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの主力製品は、心臓や血管、肺などの呼吸・循環器系疾患の検査・診断及び治療等に使用される機器であります。
その中で研究開発活動の中心は、創業以来、研究開発を積み重ねてきた心電計を中核とする心電図関連機器をはじめ、各種生体情報モニタ、超音波診断装置、除細動器、さらに酸素濃縮装置などがあります。また、これらの機器とともに使用される生体電極、センサ類も重要な製品であります。
当社グループの研究開発活動は、従来より「社会的使命に徹し、ME機器の開発を通じて、医学の進歩に寄与する」との経営理念に沿って、また、「ユーザーニーズへの適合」を常に念頭において取り組んでまいりました。今後は一層その理念の追求に努めます。さらに、顧客満足度の限りない向上と“医療と健康をつなぐテクノロジー”を旗印に掲げ、研究開発体制の体質改善を図り、新技術の確立とタイムリーな新製品の市場投入に努め、経営基盤のさらなる強化につなげていく所存です。
なお、当連結会計年度の研究開発費は25億50百万円(売上高の2.0%)で、内訳は次のとおりです。
生体検査装置部門 14億7百万円
生体情報モニター部門 4億24百万円
治療装置部門 7億18百万円

開発成果として、生体検査装置部門では、電池交換なしで入浴中を含めた最大14日間の1誘導全波形連続記録を可能とした、軽量・小型で完全防水性能を有する長時間心電図レコーダを発売しました。使用する防水電極は薄型電極素材を採用したパッチ型構造で、ケーブルレスのため患者様の検査負担を軽減します。また、学校心臓検診に特化した学童検診用心音心電計を発売しました。従来の操作スタイルはそのままに、ストレスを感じさせない操作性、充実した属性入力による検査データの管理、検査時の詳細情報をレポートへ表示可能にすることで検査効率を向上させました。さらに、患者様がボタン一つで記録開始できる簡単な操作性、大型カラーLCDの搭載により記録中の測定状況、および装着状況確認の視認性を向上させた睡眠評価装置を発売しました。腕部装着時には体動を、腹部であれば体位を自動測定するので、目的に応じた装着部位の選択も可能です。
治療装置部門では、心房細動アブレーション施術時に必須となる食道温モニタリング機能、デバイス植込み時に有用な簡易PSA機能を搭載したカーディアックスティムレータを発売しました。操作部と本体部が分離可能な構造により、柔軟な操作環境の提供を実現しました。また、高耐圧でありながら高い柔軟性を有することで、高度屈曲・高度狭窄病変に対して使用可能な通過性能、およびステント前拡張・後拡張にも使用可能な再通過性能を向上させたPTCAカテーテルを発売しました。
研究分野においては、生体検査装置部門、生体情報モニター部門、治療装置部門、消耗品等部門のいずれにおいても、担当分野の基礎研究、要素技術開発に取り組んでおり、今後のさらなる新製品開発の基盤作りに努めております。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02304] S100D8YC)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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