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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100E07S

有価証券報告書抜粋 シグマ光機株式会社 研究開発活動 (2018年5月期)


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当社グループのレーザ関連製品を用いた光学技術の研究開発は、大学、大学付属研究所、国公立研究所(各省庁研究所)、民間企業の研究所や開発部門で盛んに行われております。当社グループは、光学技術研究開発分野からの先端ニーズを反映した、研究開発には不可欠な光学基本機器製品、自動応用製品、光学素子・薄膜製品等のカタログ規格品及びその特注製品を要素部品として提供しております。
又、それらの研究開発分野で蓄積した総合技術力を駆使し、光学周辺機器の総合メーカとしてフラットパネルディスプレイ(FPD)・半導体等の産業分野に向けた計測、観察、加工用途向け製品や、医療・ライフサイエンス・メディカルフォトニクス分野向け製品など幅広い種類の光学システム製品を提供しております。
当社グループの研究開発は、主に技術本部が担当しておりますが、より付加価値の高い製品を創出するために、営業部門や生産部門、更には協力会社との連携強化を進めております。
当連結会計期間における当社グループの事業セグメント別の研究開発費は、要素部品事業1億5千6百万円、システム製品事業1億4千3百万円となっており、主な研究開発の活動状況は、次のとおりであります。

(1) 要素部品事業
光学基本機器製品では、“欲しいを形に”の方針のもと、お客様と共に、各種光学関連機器を開発いたしました。新しい光学実験のプラットホームであるオプティカルケージシステムシリーズの拡充を行うと共に、レーザ加工機周辺機器、顕微鏡周辺機器の開発を行いました。研究開発から産業応用まで幅広い用途に使用できるため、バイオ・医療関連やフラットパネルディスプレイ(FPD)関連分野、航空・宇宙関連分野などへの販売拡大が見込まれます。
自動応用製品では、産業用途向けの小型自動ステージの開発や、真空対応製品の拡充を行いました。又、半導体分野での高クリーン度の要求に対応するため、従来技術に加え、クリーン対応技術の開発を行いました。半導体関連などの産業用途や研究開発用途への拡販を進め、売上に貢献してまいります。
光学素子・薄膜製品では、継続して低散乱及び結晶等の研磨技術と、超高耐力・超高反射率など高度な薄膜技術の開発を積極的に進め、応用製品へ展開いたしました。又、ファイバーレーザ分野の成長に伴い、Yb系ファイバーレーザ用の光学素子製品を新シリーズとしてラインナップいたしました。国内外の大学・官公庁及び企業の最新研究部門への拡販を進め、売上増に貢献いたしました。

(2) システム製品事業
最新の研究開発分野で培った技術を基に、システム系ユニット製品・パーツの開発を継続して実施いたしました。特にレーザ加工装置で利用される加工観察ユニット、対物レンズなどの複合レンズ製品は、FA分野を中心に継続してシェアを拡大し、売上に大きく寄与いたしました。又、複合レンズ製品の展開として、再生医療・ライフサイエンス・メディカルフォトニクス分野に向けた位相差・微分干渉・蛍光・共焦点などの多様な観察系の開発や、半導体・フラットパネルディスプレイ(FPD)分野向けの露光レンズの開発を行いました。ユニット製品においては新しいコンセプトの生物顕微鏡であるコアユニットシステムをラインナップとして拡充し、バイオテクノロジー研究分野への拡販を進めております。又、システム・装置関連においてはモーションコントロールシステムや、装置組み込用の小型集積光学ユニット・モジュールなどのOEM化を進め、売上増に貢献いたしました。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02323] S100E07S)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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