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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DEJG

有価証券報告書抜粋 築地魚市場株式会社 事業等のリスク (2018年3月期)


従業員の状況メニュー経営上の重要な契約等

当社グループの経営、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)卸売市場を取り巻くリスク
当社は、東京都中央卸売市場築地市場で水産物を卸売販売することを主たる事業としており、卸売市場への依存度は非常に高いものとなっていますが、市場内の仲卸業者は、市場流通の減少や量販店取扱量の拡大などに伴い、近年経営状況が悪化している業者が漸増しています。築地市場の開設者である東京都は、一定の財務基準を満たしていない仲卸業者に対して経営指導を行っていますが、豊洲への市場移転の影響もあり、倒産や自主廃業をする業者が増えています。当社は、それら取引先に対し、売上債権の回収状況に応じて貸倒引当金を設定しておりますが、今後の不良債権の発生が当社の業績に影響を与える可能性があります。
さらに、2018年10月11日に、中央卸売市場は築地市場から豊洲市場に移転しますが、移転当初は市場内物流等、様々な混乱が予想されるため、販売機会の喪失や、従業員の人件費増加等が危惧されます。また、新市場は最新の低温化設備が導入されておりますが、これら設備に係るコスト増も予想されます。
以上のような卸売市場を取り巻く様々な要因が当社業績に影響を与える可能性があります。

なお、移転延期中の豊洲関連費用、及び築地の設備維持管理に伴う費用は、東京都の補償スキームによりほぼ求償されており、移転延期による当社業績に与える影響は軽微であります。
しかしながら、移転延期に伴って発生した、『CHALLENGE-2020』の“フェーズⅡ”で計画の新規事業(新設冷蔵庫や加工機能増強)に係る逸失利益については、都の補償スキームの対象とはなっていませんので、“フェーズⅡ”の経営計画の下振れ要因となっています。
また、予定されている卸売市場法の抜本改正は、中央卸売市場の卸売業を営む当社の事業環境に少なからず影響を及ぼす可能性があります。

(2)資金調達に関するリスク
当社グループは、運転資金及び設備資金として金融機関からの借入金を利用しております。そのため、金融機関の貸出動向によって、当社グループの財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(3)為替変動リスク
当社グループの一部取引においては、輸出入取引の外貨建てで決済を行っております。当社は、為替予約によるリスクヘッジを行っておりますが、為替相場の変動は、これらの輸出入取引の単価に影響を与える可能性があります。

(4)在庫に関するリスク
当社グループは、市況を勘案して商品を買い付けておりますが、保有商品の市況価格の変動が業績に影響を与える可能性があります。

従業員の状況経営上の重要な契約等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02571] S100DEJG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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