株式会社ライオン事務器 研究開発活動 (2017年9月期)

当社グループでは、「働き方改革」、「生産効率向上」をテーマにオフィス空間に変化をもたらす商品、現代の教育現場に求められる文教市場向け家具、多様化するパーソナル文具などの開発に取り組んでまいりました。
また、今まで以上に市場ニーズを商品に反映させる為に販売部門との連携を強化し、ユーザーの要望や不満などをタイムリーに得られる仕組み作りの構築を進めております。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は11百万円であります。

[事務用品]
スイーツシリーズステーショナリーが定着した、若手社員を中心とした商品開発プロジェクト「夢工房」は、テーマを新たに新商品の企画を行っております。近年ではステーショナリーに求められる要素も大きく変化し、事務効率はもとより携帯性、収納性などに合わせてデザインを含む多様性が求められております。ユーザー層や利用シーンに適した商品の企画・開発に取り組んでおります。
[オフィス家具]
生産性の向上が課題と言われる日本のオフィスにクリエイティブオフィスの推進が始まって20年以上が経ちましたが、「働き方改革」政策が後押しする形でオフィスの知的創造空間化が以前に増して注目されています。コミュニケーション空間、リラックス空間など当社のオフィスコンセプト「LINK]を具現化する商品の研究開発に取り組んでおります。
[IT機器]
文教市場をターゲットとして開発したタブレット充電収納保管庫は民間企業からの需要も多くあり、充電機能は同じながら簡易型の据置型充電収納庫を追加販売致しました。コミュニケーションツールにITが多く取り入れられるようになった昨今のITツールの進化は早く、より快適なオフィスコミュニケーションツールの開発と導入に取り組んでおります。