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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100E09M

有価証券報告書抜粋 株式会社 サカタのタネ 研究開発活動 (2018年5月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

主力商品である野菜と花の品種開発は、研究本部が統括し、全世界の市場に向けた品種の育成を行っております。研究拠点として、日本国内では静岡県掛川市をはじめ五か所に、海外では北米、南米、欧州など、十か所に農場を配しております。
研究開発者はグループ全体で約448人、当連結会計年度における研究開発費は56億91百万円であります。なお、研究開発費については、セグメント別に関連付けることが困難であるため、その総額を記載しております。
当連結会計年度の主な研究内容及び成果は、次のとおりであります。
(1)国内卸売事業及び海外卸売事業
①野菜
当連結会計年度は、一般社団法人日本種苗協会主催の第68回全日本野菜品種審査会におきまして、スイートコーン「SK4-117」、キャベツ「K5-233」、ネギ「SK4-043」、レタス「パワースイープ」が1等特別賞を受賞いたしました。その中から特に優秀な品種として、スイートコーン「SK4-117」およびキャベツ「K5-233」が農林水産大臣賞も受賞し、国内外における高いシェア獲得の原動力でもある研究開発力が評価されました。
新品種におきましては、収量性と秀品率を向上させた食味のよい抑制・促成栽培向け黄化葉巻病耐病性大玉トマト「麗妃」(れいき)、耐寒性と晩抽性に優れたキャベツ「金瑛」、収量性・在圃性に優れたコマツナ「つなしま」、かいよう病、青枯病に優れた耐病性をもち、強勢で長段栽培にも向く複合耐病性台木トマト「アシスト」、収量性が極めて高いエダマメ「とびきり」、作業性・収量性に優れたホウレンソウ「ドンキー」、「ゴードン」、「ハイドン」の3つの品種など、オリジナル性を重視した品種を数多く発表いたしました。今後も生産者にも消費者にも喜ばれる品種開発に邁進いたします。
海外市場におきましては、日本国内で開発された品種のみならず、海外の各農場で育成された品種が現地市場でご好評を頂き、販売増加に貢献しております。また、ヨルダンのマカベット社を買収しキュウリ育種を強化するなど、今後も研究活動を活性化するとともに優良品種の開発を加速させてまいります。

②花
当連結会計年度は、一般社団法人日本種苗協会主催の第63回全日本花卉品種審査会におきまして、トルコギキョウ「M5-783」、ハボタン「春の宴」、「SK2-72」の2品種が1等特別賞を受賞いたしました。
海外におきましては、世界二大花卉品評会のひとつであるオール アメリカ セレクションズ(全米審査会)でデンマークの研究農場育成の矮性ジプソフィラ「ジプシー ホワイトインプ」が最高賞を受賞いたしました。
新品種におきましては、茎が硬く倒れづらい矮性タイプの金魚草「キャンディートップス」、ユニークカラーで花色が安定するジニア「プロフュージョン チェリーバイカラー」、べと病抵抗性ヒマワリ「ビンセント(2型)クリアオレンジDMR」、カジュアルな使いやすさを追求した中大輪セミフリンジ八重咲きのトルコギキョウ『マキア( Maquia )』シリーズ、豪華な花形で人気のトルコギキョウ「ボン・ボヤージュ」シリーズの追加色などを発表いたしました。

研究部門では、差別性と新規性を追求したサカタオリジナル商品の開発に精励し、全世界へ「心と体の栄養」をお届けできるように努めてまいります。

(2)小売事業
当事業に該当する研究開発は行っておりません。

(3)その他事業
当事業に該当する研究開発は行っておりません。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00006] S100E09M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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