有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DAVJ
デリカフーズホールディングス株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)
急速な高齢化社会を迎え、医療費の高騰が大きな社会問題となる中、国民一人一人が日々の食生活に基づき自己の責任において健康を維持増進すること、すなわち「食によるセルフメディケーション」が強く求められております。
国の施策として2000年(2000年)にスタートした「21 世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」では、循環器疾患(高血圧、高脂血症、虚血性心疾患、脳卒中等)や糖尿病、がん、骨粗しょう症などの、いわゆる生活習慣病と関連の深い「栄養・食生活」の内、カリウム、カルシウム、抗酸化ビタミン(ビタミンC)、食物繊維等の摂取量を国民栄養調査データから解析したところ、野菜の摂取が寄与する割合が高かったことから、これら栄養素の適量摂取のためとして、野菜摂取量目標値350グラム以上(内、緑黄色野菜120グラム以上)が設定されました。
2013年(2013年)からスタートした「健康日本21(第2次)」でも同様の目標値ですが、日本人平均で70グラムの野菜摂取が不足している状況となっており、国のスマートプロジェクトの中でもスマートイーとしてさらに70gの野菜を食べようと働きかけをしていることから、日本ヘルスケア協会の中で「野菜で健康推進部会」を設立し、外食・中食産業、量販店、ドラッグストアー等で野菜の摂取を増やす運動をし、「食(野菜)によるセルフメディケーション」の活動を活発に行っております。
このような状況の中、当社グループでは過去18年間、野菜・果物等の成分分析(ビタミンC、抗酸化力、Brix糖度、硝酸イオン等)に積極的に取組み、その分析数は25,000検体を超え、ビッグデータと言える規模になってまいりました。これらの分析データベースをもとに、野菜の品質と栽培方法との関連性を明らかにするとともに、非破壊で野菜の品質を選果できる装置開発、野菜の抗酸化成分を摂取することによるヒト体中への影響を明らかにする研究、野菜の抗酸化力を自動的に測定できる装置開発、野菜の抗酸化力等「野菜が持つチカラ」に関する情報を一般消費者に届ける手法開発等、野菜と健康に関する研究開発を進めてまいりました。
研究開発体制は、当社の子会社であるデザイナーフーズ株式会社、株式会社メディカル青果物研究所が密接な連携・協力関係を保ち、効率的かつ迅速に活動を推進しております。
主な成果として、当社グループが開発した「トマトの非破壊大量迅速測定・選果装置」を利用してリコペン量と糖度で選別したトマトを量販店で一般消費者向けに試食販売の実証を行うことにより、高付加価値トマトならば高単価でも受容性があることがわかりました。また、トマトの次世代植物工場に選果装置を導入し、高付加価値トマトの効率的生産方法の構築に努めております。
今後は、当社グループが開発した「野菜の抗酸化力自動分析装置」を活用し、新たな分析データベースの構築を目指しております。また、「野菜が持つチカラ」として野菜の健康診断を行い、デリカスコア(野菜品質評価基準)としてウエブ情報で提供し、一般消費者から良い評価を得ていることから、これら研究の成果を「野菜が持つチカラ」として、生産者と実需者、一般消費者をつなぐことで、野菜の需給と消費を拡大し、サプライチェーンの最適化・効率化を目指すとともに、消費者ニーズに基づいた新たなバリューチェーンの構築を目指しております。
当連結会計年度における研究開発費の総額は74百万円であります。
なお、当社グループでの研究開発活動は、概ね報告セグメントである研究開発・分析事業(デザイナーフーズ株式会社、株式会社メディカル青果物研究所)で行っております。
国の施策として2000年(2000年)にスタートした「21 世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」では、循環器疾患(高血圧、高脂血症、虚血性心疾患、脳卒中等)や糖尿病、がん、骨粗しょう症などの、いわゆる生活習慣病と関連の深い「栄養・食生活」の内、カリウム、カルシウム、抗酸化ビタミン(ビタミンC)、食物繊維等の摂取量を国民栄養調査データから解析したところ、野菜の摂取が寄与する割合が高かったことから、これら栄養素の適量摂取のためとして、野菜摂取量目標値350グラム以上(内、緑黄色野菜120グラム以上)が設定されました。
2013年(2013年)からスタートした「健康日本21(第2次)」でも同様の目標値ですが、日本人平均で70グラムの野菜摂取が不足している状況となっており、国のスマートプロジェクトの中でもスマートイーとしてさらに70gの野菜を食べようと働きかけをしていることから、日本ヘルスケア協会の中で「野菜で健康推進部会」を設立し、外食・中食産業、量販店、ドラッグストアー等で野菜の摂取を増やす運動をし、「食(野菜)によるセルフメディケーション」の活動を活発に行っております。
このような状況の中、当社グループでは過去18年間、野菜・果物等の成分分析(ビタミンC、抗酸化力、Brix糖度、硝酸イオン等)に積極的に取組み、その分析数は25,000検体を超え、ビッグデータと言える規模になってまいりました。これらの分析データベースをもとに、野菜の品質と栽培方法との関連性を明らかにするとともに、非破壊で野菜の品質を選果できる装置開発、野菜の抗酸化成分を摂取することによるヒト体中への影響を明らかにする研究、野菜の抗酸化力を自動的に測定できる装置開発、野菜の抗酸化力等「野菜が持つチカラ」に関する情報を一般消費者に届ける手法開発等、野菜と健康に関する研究開発を進めてまいりました。
研究開発体制は、当社の子会社であるデザイナーフーズ株式会社、株式会社メディカル青果物研究所が密接な連携・協力関係を保ち、効率的かつ迅速に活動を推進しております。
主な成果として、当社グループが開発した「トマトの非破壊大量迅速測定・選果装置」を利用してリコペン量と糖度で選別したトマトを量販店で一般消費者向けに試食販売の実証を行うことにより、高付加価値トマトならば高単価でも受容性があることがわかりました。また、トマトの次世代植物工場に選果装置を導入し、高付加価値トマトの効率的生産方法の構築に努めております。
今後は、当社グループが開発した「野菜の抗酸化力自動分析装置」を活用し、新たな分析データベースの構築を目指しております。また、「野菜が持つチカラ」として野菜の健康診断を行い、デリカスコア(野菜品質評価基準)としてウエブ情報で提供し、一般消費者から良い評価を得ていることから、これら研究の成果を「野菜が持つチカラ」として、生産者と実需者、一般消費者をつなぐことで、野菜の需給と消費を拡大し、サプライチェーンの最適化・効率化を目指すとともに、消費者ニーズに基づいた新たなバリューチェーンの構築を目指しております。
当連結会計年度における研究開発費の総額は74百万円であります。
なお、当社グループでの研究開発活動は、概ね報告セグメントである研究開発・分析事業(デザイナーフーズ株式会社、株式会社メディカル青果物研究所)で行っております。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02994] S100DAVJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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