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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D9PB

有価証券報告書抜粋 株式会社フジ・メディア・ホールディングス 研究開発活動 (2018年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループでは、技術的な研究開発を戦略的事業の一環として捉え、番組制作や放送/配信の技術面での優位性を確保し、魅力的なサービスに発展させるため積極的な研究開発を行うとともに、広くICT分野の発展への貢献を目指した活動を行っています。
(放送事業)
放送事業における研究開発活動は主に、テレビ放送事業を行う㈱フジテレビジョンに係るものであります。当連結会計年度における成果は次の通りであります。
ネット技術等の技術革新とスマートフォンやタブレットの普及により、いわゆるプレイスシフト、デバイスシフト、タイムシフトと言われるように動画視聴形態は多様化してきています。また、ビッグデータ解析技術、AI技術、5G無線技術等は放送業界でも重要性が高まっており、これまでの放送技術に加えて、これらの技術の研究開発にも取り組んでおります。
データ放送を通じた視聴データ取得実験を行い、ビッグデータ解析技術を利用した視聴率向上・収益拡大の実現を目指しています。
次世代家電として注目され、各社から発売が相次いだ「スマートスピーカー」向けの技術開発にもいち早く取り組み、音声認識技術やAI技術を活用して視聴者に更に魅力的なサービスを提供するための研究開発に着手しました。
また、近い将来の実用化を目指し、通信キャリアや放送機器メーカーと連携して、高速・大容量・低遅延・高信頼性を有する5G無線技術の放送分野での利活用に向けた共同実験も実施しております。
日々の放送業務の高度化・効率化に向けた技術開発にも引き続き積極的に取り組んでおります。当連結会計年度は「超高速データ伝送装置“SDI-Hyper”」を開発し、衛星回線業務に導入いたしました。同装置は、既存のHD映像信号1回線で、SNG信号(地上と衛星間の無線信号)や4K信号の伝送を可能とします。既にFNS系列局への配備も開始されており、FNS系列全体の衛星回線業務の高度化・効率化に貢献しております。なお、同装置は、『第43回 放送文化基金賞 個人・グループ部門 放送技術』および『2017年 日本民間放送連盟賞技術部門 最優秀賞』を受賞致しました。
放送分野の発展を目指し、標準化活動にも積極的に取り組んでおります。A-PAB(一般社団法人放送サービス高度化推進協会)やARIB(電波産業会)での4K・8K超高精細度テレビジョン放送の標準化活動の他、W3C(World Wide Web Consortium)やIPTVフォーラムでのHybridcast(放送と通信の連携サービスを実現する共通基盤)の標準化活動等に参加しています。
今後も、研究開発を事業戦略の一環として捉え、継続的に取り組んで参ります。
なお、当連結会計年度の研究開発費は1億64百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04462] S100D9PB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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