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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CN0X

有価証券報告書抜粋 静岡ガス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2017年12月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

(1)経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度(以下「当期」という)の売上高は、前連結会計年度(以下「前期」という)に比べ12.4%増の122,027百万円となりました。
当社グループにおける売上高の大半を占めるガス事業の売上高は、原料費調整制度によるガス販売単価の上昇や販売量の増加などにより、前期に比べ10.9%増の100,105百万円となりました。
なお、ガス販売量については卸用で卸供給先の需要が減少したものの、家庭用で気温が低めに推移したことにより給湯・暖房需要が増加したこと、業務用で既存需要が堅調に伸びたことや工業用で大口のお客さまの新規開拓に努めたことなどから、前期に比べ1.1%増の1,467百万m3となりました。
LPG・その他エネルギー事業の売上高は、LPG販売におけるガス販売単価の上昇や販売量の増加に加え、電力販売の増加などにより前期に比べ35.3%増の15,082百万円となりました。
設備工事、受注工事及びガス機器販売等のその他の事業の売上高は、設備工事売上の増加などにより、前期に比べ4.5%増の13,554百万円となりました。

(売上原価、供給販売費及び一般管理費)
売上原価は、前期に比べ22.2%増の87,778百万円となりました。ガス事業及びLPG・その他エネルギー事業は、原料価格の上昇により原材料費が増加しました。また、その他の事業も、設備工事等の増加に伴い増加しました。
供給販売費及び一般管理費は、ほぼ前期並みの26,537百万円となりました。
この結果、原料価格の変動がガス販売単価に反映されるタイムラグによる調整等により、営業利益は前期に比べ24.6%減の7,711百万円となりました。

(営業外損益)
前期の為替差損の計上が、当期は為替差益の計上となったことや借入金の返済進捗に伴い支払利息が減少したことなどにより、127百万円の増益要因となりました。
この結果、経常利益は前期に比べ22.3%減の8,341百万円となりました。

(特別損益)
投資有価証券評価損を計上したことなどにより、前期に比べ63百万円の減益要因となりました。
以上により、税金等調整前当期純利益は8,190百万円となり、これから法人税等や非支配株主に帰属する当期純利益を差し引き、親会社株主に帰属する当期純利益は前期に比べ25.9%減の4,985百万円となりました。

(2)財政状態の分析
①貸借対照表
当期末における総資産は、減価償却の進捗により固定資産が減少したことやLNG在庫量の減少による原材料の減少などにより、前期末に比べ1,708百万円減の109,229百万円となりました。
負債は、原料代金決済のタイミングによる買掛金の減少や借入金の返済等により、前期末に比べ6,070百万円減の26,757百万円となりました。
純資産は、当期の利益計上による利益剰余金の増加等により、前期末に比べ4,361百万円増の82,472百万円となりました。
この結果、当期の自己資本比率は69.1%となりました。
②キャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、10,746百万円の収入(前期は16,697百万円の収入)となりました。これは、減価償却前利益は17,519百万円となりましたが、ガス販売単価の上昇による売掛金の増加や原料代金決済のタイミングにより買掛金が減少したことなどによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、6,596百万円の支出(前期は8,956百万円の支出)となりました。これは、ガス導管網の拡張・整備などの設備投資等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、5,450百万円の支出(前期は6,185百万円の支出)となりました。これは、借入金の返済や配当金の支払等によるものであります。
以上の結果、当期末における現金及び現金同等物は、前期末と比べ1,396百万円減少し、当期末残高は10,024百万円となりました。

なお、当社グループのキャッシュ・フロー関連指標は以下のとおりであります。
前連結会計年度当連結会計年度
自己資本比率(%)63.669.1
時価ベースの自己資本比率(%)54.964.6
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)0.91.1
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)69.755.4
(注)1 各指標はいずれも連結ベースの財務数値を用いて、以下の計算式により算出しております。
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
2 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
3 キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。
4 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、長期借入金(1年以内に期限到来のものを含む)、短期借入金を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04516] S100CN0X)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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