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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DDDT

有価証券報告書抜粋 焼津水産化学工業株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社グループの研究開発活動は、新規調味料製品開発、新規機能性製品開発及び基幹製品の用途開発等を精力的に行うのと同時に、ユーザーである食品・健康食品会社からの開発依頼に基づく製品開発を行っております。お客様からの依頼対応については、2017年12月に開設した東京R&Dラボを東日本の開発拠点とし、更なる迅速化に努めております。更に新たな事業領域へ展開を図るべく、化粧品、アグリといった領域に向けた素材提供についても積極的に推進しております。
調味料及び機能性食品等の研究開発活動は開発本部で行っており、当連結会計年度において、これらの活動に要した研究開発費は1億46百万円であります。

(1) 調味料
調味料セグメントに係る開発では、独自の抽出技術、乾燥技術を用い、風味や調理機能に特長のある商品開発を行っております。
当連結会計年度中には、主力である液体調味料新製品として、有機酸処理と加圧処理を組み合わせた特殊抽出技術により食品に厚みやコク、本格的なだし感が付与できる「APエキス鰹節」を上市しました。
お客様からの依頼に対しては、これまで培ってきた様々な抽出方法やCVD乾燥といった技術を駆使し、お客様の要望に合致しつつ独自の技術を活かした付加価値を持つ製品を開発することで対応して参りました。また、東日本の開発拠点として東京R&Dラボを開設し、開発の迅速化と東京営業所との連携による提案営業の強化に努めております。
当報告セグメントの当連結会計年度における研究開発費は、上記を含めて93百万円であります。

(2) 機能食品
機能性食品セグメントに係る開発では、海洋資源を中心とした新規の素材開発を進めており、大学等の研究機関と共同研究することにより、次期製品の開発を推進しております。
紅茶の機能性成分である「テアフラビン」については、健康志向の粉末紅茶飲料、あめ等の菓子類、マスク、マウスウオッシュに採用されております。
なお、機能性表示制度への取り組みは引き続き積極的に進めており、主要素材の「アンセリン」について、尿酸値低減効果を確認し、機能性表示への対応を進めております。「N-アセチルグルコサミン」については既に顧客提案を進めており、受理例もございます。
さらに、「N-アセチルグルコサミン」「低分子キチン」については化粧品や農業用資材といった食品カテゴリー以外の領域への展開も積極的に進めております。
また、昆布等の褐藻類において構造維持を担う多糖として存在する「フコース」に着目し、肥満細胞抑制効果及び脂肪細胞分化・成熟に及ぼす影響に関する研究を推し進め、製品の開発に取り組んでおります。
当報告セグメントの当連結会計年度における研究開発費は、上記を含めて52百万円であります。

(3) 工業所有権の状況
当連結会計年度における工業所有権の状況は、次のとおりであります。
工業所有権の内容出願件数(件)うち登録件数(件)
特許権351(81)57(11)
実用新案権6(-)-(-)
商標権52(9)50(9)

(注)( )内は、海外出願又は登録を内数で示しております。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00475] S100DDDT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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