有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100COS9
片倉工業株式会社 研究開発活動 (2017年12月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループでは、繊維事業、医薬品事業、機械関連事業及びその他の各事業領域で、新しい製・商品の開発、既存製・商品の品質の向上、新しい技術の発見等を目的とした研究開発活動を行っております。
セグメントにおける主な研究開発活動は、次のとおりであります。
(1)繊維事業
繊維事業では、インナーウェアで当社の衣料品事業部が、機能素材繊維で㈱ニチビがそれぞれ研究開発活動を行っております。
インナーウェアでは、着用者の視点に立った、高機能・高感度・高付加価値を追求した差別化商品の開発を行っております。引き続きテーマに沿い、「美・健康をキーワードとした快適・安心・安全で、高付加価値の新NBインナーの開発」に取り組み、研究開発体制を強化していきます。
機能素材繊維では、アルミナ長繊維の改良や新たな無機繊維の開発を進めています。アルミナ長繊維については、製造プロセスの最適化により化学的安定性や耐熱性のさらなる向上を目指し、多様なニーズに対応できるよう製品開発に取り組んでいます。
また、アルミナ長繊維に続く機能性無機繊維の研究開発を進めています。
当事業に係る研究開発費は、1億92百万円であります。
(2)医薬品事業
医薬品事業を営むトーアエイヨー㈱では、循環器治療領域に加え、新たな領域として腎・透析領域への参入を目指し、経皮吸収製剤、後発品を含めた付加価値製剤の開発、他社とのライセンス提携、共同開発や製品導入等を積極的に展開しております。
開発状況につきましては、2017年2月に後発品2品目の製造販売承認申請を行っております。また、経皮吸収型・β1遮断剤「ビソノテープ」の適応追加申請を準備中です。
当事業に係る研究開発費は、18億6百万円であります。
(3)機械関連事業
消防関連機器の製造販売を行っている日本機械工業㈱では、大型特殊車の市場ニーズに合わせた改良を行っております。また、消防自動車の軽量化に関する研究開発を進めています。
畑作、稲作、果樹関連の農業用機械の製造販売を行っている片倉機器工業㈱では、各種移植機・収穫機に向け、研究開発を進めております。
当事業に係る研究開発費は、1億27百万円であります。
(4) 新規事業
次の各分野に係る研究開発費は、セグメントに配分していない全社費用で38百万円であります。
植物工場における高付加価値野菜の生産および量産化に向けた研究開発活動を行っております。試験栽培・生産管理・品質管理を通じて、新たな高付加価値野菜の生産技術に関する試験を行うとともに、植物工場における栽培メカニズムの調査・検証を実施しております。この結果、2017年6月より、ケールの生産・販売を実施しております。
また、介護福祉機器の機能拡大に向けた研究開発活動を行っております。この結果、2017年7月には、オストメイト前広便座に新機能を追加したパブリックモデルを発売いたしました。
今後も分散(多角化経営)と融合(シナジーの強化)を追求し、各分野における事業化を一層推進するとともに、製品・サービスの更なる充実に取り組んでまいります。
これらの結果、当連結会計年度の研究開発費は、21億65百万円となりました。
セグメントにおける主な研究開発活動は、次のとおりであります。
(1)繊維事業
繊維事業では、インナーウェアで当社の衣料品事業部が、機能素材繊維で㈱ニチビがそれぞれ研究開発活動を行っております。
インナーウェアでは、着用者の視点に立った、高機能・高感度・高付加価値を追求した差別化商品の開発を行っております。引き続きテーマに沿い、「美・健康をキーワードとした快適・安心・安全で、高付加価値の新NBインナーの開発」に取り組み、研究開発体制を強化していきます。
機能素材繊維では、アルミナ長繊維の改良や新たな無機繊維の開発を進めています。アルミナ長繊維については、製造プロセスの最適化により化学的安定性や耐熱性のさらなる向上を目指し、多様なニーズに対応できるよう製品開発に取り組んでいます。
また、アルミナ長繊維に続く機能性無機繊維の研究開発を進めています。
当事業に係る研究開発費は、1億92百万円であります。
(2)医薬品事業
医薬品事業を営むトーアエイヨー㈱では、循環器治療領域に加え、新たな領域として腎・透析領域への参入を目指し、経皮吸収製剤、後発品を含めた付加価値製剤の開発、他社とのライセンス提携、共同開発や製品導入等を積極的に展開しております。
開発状況につきましては、2017年2月に後発品2品目の製造販売承認申請を行っております。また、経皮吸収型・β1遮断剤「ビソノテープ」の適応追加申請を準備中です。
当事業に係る研究開発費は、18億6百万円であります。
(3)機械関連事業
消防関連機器の製造販売を行っている日本機械工業㈱では、大型特殊車の市場ニーズに合わせた改良を行っております。また、消防自動車の軽量化に関する研究開発を進めています。
畑作、稲作、果樹関連の農業用機械の製造販売を行っている片倉機器工業㈱では、各種移植機・収穫機に向け、研究開発を進めております。
当事業に係る研究開発費は、1億27百万円であります。
(4) 新規事業
次の各分野に係る研究開発費は、セグメントに配分していない全社費用で38百万円であります。
植物工場における高付加価値野菜の生産および量産化に向けた研究開発活動を行っております。試験栽培・生産管理・品質管理を通じて、新たな高付加価値野菜の生産技術に関する試験を行うとともに、植物工場における栽培メカニズムの調査・検証を実施しております。この結果、2017年6月より、ケールの生産・販売を実施しております。
また、介護福祉機器の機能拡大に向けた研究開発活動を行っております。この結果、2017年7月には、オストメイト前広便座に新機能を追加したパブリックモデルを発売いたしました。
今後も分散(多角化経営)と融合(シナジーの強化)を追求し、各分野における事業化を一層推進するとともに、製品・サービスの更なる充実に取り組んでまいります。
これらの結果、当連結会計年度の研究開発費は、21億65百万円となりました。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00524] S100COS9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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