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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100DBXN

有価証券報告書抜粋 小松マテーレ株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等


当社グループの研究開発活動は、技術開発部を核として、本体及びグループ各社の連携を強化し、また産地協力企業とのクラスター活動や、多くの大学や公設試験場と共同研究を推進し、「世界に冠たる先端ファブリックメーカー」として事業戦略に沿った要素技術及び商品の開発を推進しております。なお、当社グループの当連結会計年度末現在の特許及び実用新案の所有は122件、出願中は52件であり、研究開発費は、790百万円であります。

繊維事業

①衣料開発分野

ファッション分野では、KOLONグループとの協業体制をさらに発展させ、両社の技術を用いた新素材開発に取り組み、8月の韓国での共同展に続き、人工皮革『KOMAPELLE(コマペレ)』をはじめとした共同開発素材展示会を11月に東京で開催し、ファッションおよび資材関連の市場関係者にアピールしております。また、独自スエード調素材『KOMASUEDE(コマスエード)』につきましては、2017年度繊研合繊賞のマテリアル部門賞を受賞できたことで、採用拡大となっております。
㈱I.S.Tと共同開発しております『Karl Karl-KS(カールカールKS)』につきましても、物性・風合・コスト面を見直し、11月の東京個展にて2018年秋冬向けに再アピールしたところ、軽量感とボリューム感プラス、ウールに負けない保温性を持つことと、表情感のバリエーションや機能加工との組合せが出来ることから、好評を得ております。
加えて、上記の素材をベースに、天然成分配合の環境配慮ハイブリッド素材『ONIBEGIE(オニベジ)』との組み合せの要望が多く、それぞれに最適な加工技術を開発することで、エコを切り口とした採用の拡大に対応しております。
複合薄膜ファブリックDIMA関係では、新規に開発した透湿性を有する合成皮革『AQUA DIMA(アクアディマ)』が、摩耗耐久性と快適性を両立したアウトドア素材として、国内向けに東京個展で、海外向けではISPO展で上市をしたところ、多くの引き合いを受けております。また、ロングラン商品である高透湿防水素材『SAITOS』シリーズに、環境配慮素材として、バイオ由来原料を使用した『SAITOS-GR(サイトスGR)』をラインナップしております。ISPO展で上市したところ、サスティナブル、エコな素材を採用したい欧州を中心としたメーカーからの引き合いを多数頂き、トレンドに合った商品として受け入れられております。

②非衣料開発分野

熱可塑性炭素繊維複合材料『CABKOMA(カボコーマ)』のストランドロッドが、長野県の善光寺の重要文化財「経蔵」の耐震補強材として採用されたことに続き、世界遺産となった富岡製糸場の西繭所での採用も計画されております。
一方で、耐震補強材としてのJIS化認定に向けて、革新的イノベーション創出プログラム(COI)及び革新複合材料研究開発センター(ICC)の協力を得ながら、審査会および分科会での審議を経て、今年度中を目標に進めております。

以上の結果、当連結会計年度における研究開発費の金額は、790百万円となりました。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00591] S100DBXN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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