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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D0IG

有価証券報告書抜粋 特種東海製紙株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発活動は、原材料の開発、製品開発と生産工程に関わる技術開発及び新事業探索に重点をおいて行っております。また、引続き将来のための4つの技術 NaSFA(Nano technology,Security,Fusion,Art)の更なる検討、展開を進めております。
①Nano technology:FIBLIC(リチウムイオン二次電池向けセパレータ)の開発、TT-除染シート(放射性物質吸着シート)、セルロースナノファイバーの用途開発等
②Security:偽造防止用紙による海外展開
③Fusion:グループ会社を含む技術の融合による新展開
④Art:エアラス(高級印刷用紙)等、新規加工技術による新商品開発
研究開発体制は、2017年7月に組織変更を行い、新たに新規事業推進室を設置しました。新規事業推進室は、フィブリック事業本部、研究開発本部(旧研究開発センター)、海外事業本部を所管し、海外展開、新商品開発、新事業探索及び展開を一つの組織内で、連携し、効率的に推進する体制としました。研究開発スタッフは、グループ全員で52名にのぼり、これは総従業員の約4%に相当します。
当連結会計年度における各セグメント別の研究の目的、主要課題、研究成果は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は881百万円でありますが、セグメント別の研究開発費につきましては、特定のセグメントに区分することが困難なため、記載しておりません。

(1)産業素材事業
産業素材事業では、ライナー、中芯、クラフト紙の品質改善とコストダウンに注力しております。原材料・処方・設備などの全ての面で検討、見直しを行っております。

(2)特殊素材事業
特殊素材事業では、新たな商品開発による新規事業分野進出に力をいれており、今期は特に海外向けのファンシーペーパーの開発に成功しました。国内事業においては、主力商品のファンシーペーパー、高級印刷用紙、偽造防止用紙、その他機能紙において、商品開発に力を注いでおります。今期は海外向けファンシーペーパー4件を含む、計8件の新商品開発に成功しました。

(3)生活商品事業
生活商品事業では、新抄紙機を含め、シート製造技術、加工技術の技術融合の一環として、新たな商品開発を進めており、今期は医療用吸水防水シートの開発に成功しました。又、新抄紙機を利用した新たなシートの開発を進めており、更に、ラミネート技術を利用した新分野の開発にも着手しています。

(4)知的財産について
期間中に出願した特許等の知財の件数は29件(特許16件、意匠4件、商標9件)、登録された特許等の知財の件数は21件(特許14件、意匠4件、商標3件)となりました。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00691] S100D0IG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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