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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CMQE

有価証券報告書抜粋 スターツ出版株式会社 業績等の概要 (2017年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が継続し、景気は総じて緩やかな回復傾向で推移いたしました。しかしながら、欧米の政治的リスクや北朝鮮問題による地政学的リスクの高まり等、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社が属する出版業界におきましては、近年のスマートフォン等の情報端末の普及、情報伝達手段の多様化によるライフスタイルの変化に大きく影響を受けており、紙出版の雑誌、書籍の売上が連続して減少し、市場は緩やかに縮小しております。一方、電子出版は紙出版と比較して規模は小さいものの売上が増加しており、電子書籍・雑誌の定額制読み放題サービスなど新たなサービスも拡大しております。
このような環境の中で、当社は「感動プロデュース企業へ」という経営ビジョンのもと、既存の出版社の枠にとらわれず「メッセージやストーリーの詰まったコンテンツとサービスで、新たな時間の使い方やライフスタイルを提案し、感動の輪を広げる」ことを目的とし、紙・電子出版による雑誌、書籍、コミックの発行、女性向けWEBサイト「オズモール」、ケータイ小説投稿サイト「野いちご」等の運営、オリジナルイベントの開催とそれらを掛け合わせたコンテンツ展開を軸として事業を運営してまいりました。また、当事業年度の経営戦略として、外部販促を含めた販売施策の強化等による既存事業の拡大、人材の増強とシステム開発投資による事業基盤の強化を推進してまいりました。
このような営業活動の結果、当事業年度の売上高は43億50百万円(前期比8.5%増)、営業利益は3億55百万円(前期比2.6%増)、経常利益は4億36百万円(前期比8.8%増)、当期純利益は2億71百万円(前期比20.1%増)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。
なお、当事業年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前事業年度比較については、前事業年度の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

東京マーケティングドメインにおきましては、東京圏で、オリジナルのマーケティング・モデルを創造するという戦略のもと、「厳選店舗マーケティング」と「体験価値マーケティング」を軸に事業を展開してまいりました。
「厳選店舗マーケティング」では、当事業年度末現在で280万人を超える会員を有する「オズモール」の成功報酬型の送客サービス「オズのプレミアム予約」シリーズを中心に展開し、独自基準で厳選したビューティサロン、ホテル、レストランなどの利用予約サービスを提供しております。当事業年度は、前事業年度より積極的に取り組んでいる掲載施設の拡充などの施策が奏功し、前事業年度と比較して送客手数料売上が増加いたしました。一方、費用面におきましては、外部販促の強化や9月に実施した銀座を中心とした女性向けライフスタイル誌「オズマガジン」と「オズモール」の連動プロモーションなどにより広告宣伝費、掲載施設数を拡大する為の業務委託費などが前事業年度と比較して増加いたしました。
「体験価値マーケティング」では、「オズモール」や女性向けライフスタイル誌「オズマガジン」、フリーマガジン「メトロミニッツ」などのメディア展開と約1,000名の旅好き女性が参加するイベント「OZの女子旅EXPO」などのオリジナルイベントを開催しております。当事業年度は、創刊30周年を迎えた「オズマガジン」の売上が好調に推移いたしましたが、前事業年度と比較して雑誌の発行点数が減少したことにより、雑誌の販売売上が微減しております。費用面におきましては、前事業年度より取り組んでいる雑誌制作体制の見直しにより、制作コストが減少いたしました。
このような営業活動の結果、東京マーケティングドメインの売上高は31億69百万円(前期比2.1%増)、営業利益は2億36百万円(前期比23.1%減)となりました。

投稿コンテンツドメインにおきましては、ターゲット別小説投稿サイトの運営と書籍の発行を継続的に行っております。小説投稿サイトにおきましては、若年層向けのケータイ小説投稿サイト「野いちご」と20代から40代の女性向けの小説サイト「Berry's cafe」を運営しております。
当事業年度は、紙・電子書籍の発行点数の増加、3月に創刊いたしました若年層向け恋愛小説レーベル「野いちご文庫」などのコンテンツの拡充が奏功したことや、電子コミックの売上が堅調に推移したことなどにより、前事業年度と比較して書籍の販売売上が増加いたしました。
このような営業活動の結果、投稿コンテンツドメインの売上高は11億80百万円(前期比30.2%増)、営業利益は2億3百万円(前期比86.2%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金および現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度に比べ4億35百万円減少し、8億54百万円となりました。

当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払1億55百万円、売上債権の増加1億2百万円等による資金の使用の一方で、税引前当期純利益3億97百万円、減価償却費1億45百万円の計上等により、2億89百万円の資金を獲得(前事業年度は3億円の資金を獲得)いたしました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、関係会社預け金の預け入れ4億円、「オズモール」のシステム開発等の無形固定資産の取得2億47百万円等により、6億67百万円の資金を使用(前事業年度は1億90百万円の資金を使用)いたしました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払により57百万円の資金を使用(前事業年度は58百万円の資金を使用)いたしました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00736] S100CMQE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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