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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100D9WV

有価証券報告書抜粋 リケンテクノス株式会社 研究開発活動 (2018年3月期)


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技術本部は、『全ての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して』という課題のもと、カスタマーディライト商品の研究開発活動を推進しております。
特に、戦略商品である光学フィルムでは、『DC100』シリーズが、情報電子業界において最高級でガラスチックなフィルムとして、大手モバイルメーカーに高い評価を頂き、複数採用され新モデルにおいても継続しています。このガラスのようなプラスチックフィルムは、「美しく」「軽く」「安全」という視点で、モバイル系分野で更なる採用拡大の可能性も見えてきています。また、プラスチックフィルムの性能を生かして、インサート成形や真空成型などによる3D形状のディスプレイを仕上げることが出来るDC100の役割は次世代を創造する上で貴重な存在となると思います。
新事業として取り組んでいるファッション分野では、新素材である『アクトレザー』(E触感エラストマーシート)を使用した各種ファッション製品の物づくりが始まり、アクティブなイメージのデザイン創造が出来つつあり、完成度も高まってまいりました。ファッション関係の展示会にも出展し、革、ウレタン、塩ビでもない『アクトレザー』という新規素材に注目も集まり引き合いが増えてきています。来期は、ファッション業界へレザーメーカーとして、参入を果たしたいと考えています。
また、抗菌や抗ウイルス、防虫性能により、社会貢献をすべく、インフェクションコントロール製品として、リケガードシリーズを上市しました。この効果は既に、多くの商材で効果が高いことが示され、抗菌SIAAには4品種が登録することができています。
エラストマーについては、新規ハイブリット架橋のTPVである加硫ゴムを凌駕する『リクロマー』を上市しました。このリクロマーにより、更に架橋ゴムに代替する世界が広がったことから、来期は、この各種採用、流動を目指します。また、機能性ゴム代替材料である『アクティマーK』においては、耐油性NBRゴム代替材料として実績も増えてきています。

研究開発センターは次の6開発室より構成されております。

第1開発室は、新規樹脂処方基礎開発、意匠フィルム開発、着色技術開発、研究部門の窓口機能
第2開発室は、電材・電装分野のコンパウンド及び、電線用フィルム開発、エンプラの開発
第3開発室は、車両部材のコンパウンド、エラストマーの生産技術開発
第5開発室は、建材・生活資材・医療用コンパウンドの開発、PVC生産技術開発
第6開発室は、建装材・生活資材・車両用フィルム開発、異種材料の多層化技術開発
第7開発室は、精密コーティングフィルムの開発、フィルム多層化技術開発

当連結会計年度において、技術戦略委員会による技術重点テーマについて、全開発室の参画による徹底した議論と徹底した納期管理を実践し、完成度の高い新製品の開発が進んでおります。
また、コンパウンドとフィルム技術を融合した開発やマトリックスイノベーションテーマも活発化し、各種協働開発プロジェクトも推進し軌道に乗りつつあります。

当連結会計年度の成果として、
コンパウンド関係
1.高耐熱・高耐油性エラストマーであるアクティマーHTの開発
2.高耐熱・柔軟EV車用充電ケーブルの流動
3.ハイブリット架橋エラストマーであるリクロマーの上市
4.航空機・鉄道車両用難燃材料の流動
5.自動車用グラスランチャンネル部材の流動
6.インフェクションコントロール商品であるリケガードコンパウンドの上市
7.耐熱・低収縮・低せん膨張硬質PVCの開発
8.防汚・遮熱コーティング材料の開発
等で開発が進み、一部流動することができました。研究開発費は、856百万円であります。

フィルム関係
1.E触感エラストマーレザーシートであるアクトレザーの開発
2.インフェクションコントロール商品であるリケガードフィルムの開発
3.建装材用意匠性フィルムの流動
4.キッチン用高耐熱・防汚フィルム イージークリーン、触感の良いソフトフィールフィルムの採用
5.高耐湿・高耐熱性FFC用フィルムの開発
6.高機能ウィンドフィルムの開発
7.曲面ディスプレイ用 高強度反射防止フィルム REPTY DC100-3D-ARの開発
等で開発が進み、一部の製品を流動できました。研究開発費は、472百万円であります。

食品包材関係
1.自動包装機メーカー向け純正超ストレッチPVCラップフィルムの量産化
2.自動包装機メーカー向け純正ノンストレッチPVCラップフィルムの開発と採用決定
3.食品加工業向けピロー包装用PVCラップフィルムの量産化
4.業界団体とのコラボレーションによるPVCラップフィルムの広報活動
5.製膜加工機における混練技術の基礎研究
等の活動に要した研究開発費は、67百万円であります。


経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00838] S100D9WV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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